中之条町:簡易水道事業
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経営比較分析表(2021年度)
経営の健全性・効率性について
(1)分析結果・収益的収支比率は、100%未満であり赤字収支となっている。給水人口とともに料金収入も減少するなか職員が1名減となり費用において職員給与費が減少したため若干ではあるが収益比率が上がったものの今後も経営改善が課題となっている。・企業債残高対給水収益比率は、類似団体と比較してかなり低い数値であり継続的な投資規模で推移している。・料金回収率は類似団体平均を若干上回ったものの給水収益減少のなか経営健全化のため費用削減等が求められる。・給水原価は、類似団体平均を下回っているものの令和2年度以降は委託業務費用の増加により単価が上昇しているため維持管理費の費用削減等経営改善が求められる。・施設利用率は平成24年度から減少傾向にあり、令和3年度には類似団体平均とほぼ同様となった。施設の統廃合・ダウンサイジング等の検討を早急に行う必要がある。・有収率は、類似団体平均を上回っており、95%を維持している。(2)現状や背景、課題・収益的収支比率、料金回収率が100%を割り込んでいるため赤字経営であり、給水に係る費用は一般会計からの繰入金で賄われている状況である。・施設利用率、有収率いずれの指標も、類似団体平均を上回っているものの効率化に向けて検討する必要がある。
老朽化の状況について
(1)分析結果・平成27年度から更新時期を迎えた管路の更新を実施している。(2)現状や背景、課題・老朽化による漏水箇所の修繕や計画的な老朽管の更新を継続して実施する必要がある。
全体総括
(1)課題・赤字経営であり、一般会計からの繰入金に依存しているため経営改善に向けた更なる経費節減や計画的な老朽管の更新を進めていく必要がある。(2)今後の改善に向けた取組・町村合併による水道料金改定で収益の増加が図られてきたが給水人口の減少が進み、今後は給水収益の減少により厳しい経営状態が続くことが予想される。こうした状況を踏まえて、更なる経費節減や老朽管の計画的な更新に取組みながら、健全かつ効率的な経営に努めていく必要がある。また他の簡易水道事業(法適用)との経営統合も含めて公営企業会計適用に向けて検討する必要がある。