中之条町:簡易水道事業
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経営比較分析表(2017年度)
経営の健全性・効率性について
(1)分析結果・収益的収支比率は、類似団体平均を上回っている。また100%未満ではあるが平成24年度からほぼ右肩上がりで100%に近づいている。・企業債残高対給水収益比率は、類似団体と比較してかなり低く、平成24年度から連続で減少している。・料金回収率は、類似団体平均を上回っているが100%を割り込んでおり、経営健全化のため費用削減等が求められる。・給水原価は、類似団体平均を下回り、平成23年度から徐々に増加していていたが微減となった。・施設利用率は、類似団体平均を上回っているものの平成24年度から減少傾向にあり、ダウンサイジング等の検討が必要となっている。・有収率は、類似団体平均を上回っており、95%を維持している。(2)現状や背景、課題・収益的収支比率、料金回収率が100%を割り込んでいるため、赤字経営であり、給水に係る費用は一般会計からの繰入金で賄われている状況である。・施設利用率、有収率いずれの指標も、類似団体平均を上回っており、適正かつ効率的な稼働状況である。
老朽化の状況について
(1)分析結果・平成27年度から更新時期を迎えた管路の更新を実施している。(2)現状や背景、課題・老朽化による漏水箇所の修繕や計画的な老朽管の更新を継続して実施する必要がある。
全体総括
(1)課題・赤字経営であり、一般会計からの繰入金に依存しているため、経営改善に向けた更なる経費節減や計画的な老朽管の更新を進めていく必要がある。(2)今後の改善に向けた取組・町村合併による水道料金改定で収益の増加が図られたが、現状でも給水人口が少なく、今後更に減少することから、厳しい経営状態が今後も続くことが予想される。こうした状況を踏まえて、更なる経費節減や老朽管の計画的な更新に取組みながら、健全かつ効率的な経営に努めていく必要がある。また、今後の経営状況によっては、他の簡易水道事業(法適用)との経営統合を検討する必要がある。