白河市:公共下水道

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

当市の公共下水道事業は、令和2年度から地方公営企業法の財務規定を適用し、公営企業会計に移行したため経年比較はできない。経常収支比率は、類似団体の平均値とほぼ同率であり100%を超えているが、一般会計からの補助金(基準外)に頼っている状況であり、純粋に健全な経営状態とは言えない。また、短期的な債務に対する支払能力の程度を示す流動比率が、類似団体並びに全国平均よりもかなり下回っていることなどから、事業の平準化を図るとともに、維持管理費の抑制や、適正な使用料について検討していく必要がある。企業債においては、類似団体の平均値より若干高いが、ほぼ同率である。元利償還は令和元年度のピークを過ぎており、今後は減少する。また当市の事業計画も令和5年度に完了する見込みであることから、企業債残高対事業規模比率は、改善の方向へ向かうものと考えている。経費回収率については、類似団体、全国平均値等を下回っているため、汚水処理にかかる経費を抑えつつ、適正な使用料について検討する必要がある。汚水処理原価については、類似団体、全国平均値等を上回っており、処理費用が割高となっている。これは処理区域が都市部のみではなく農村部まで広がっていることが要因であり、管路の不明水対策や維持管理費のさらなる抑制を行う必要がある。

老朽化の状況について

白河都市環境センターは平成6年3月の供用開始から28年、管渠については最古の昭和56年12月布設から39年が経過している。処理場施設設備の更新は、年次計画で実施しており、管渠については令和5年度までに未普及対策完了を予定しているが、東日本大震災以降、不明水の増加がみられることから、今後、中長期的な維持管理更新計画を策定し、計画的に更新を実施し、かつ、工事の平準化による事業費削減に向けた取り組みを行なう。

全体総括

経常収支比率、流動比率及び経費回収率の改善のため、整備計画の見直しを行い、処理場の運営については、これまでも費用削減等の改善を実施してきたため、今後大幅な経費削減は厳しい状況にある。令和元年度には元利償還のピークを迎え、一般会計からの繰入は今後減少していくが、いまだ多額の他会計補助金等に頼らざるを得ない状況である。持続可能な汚水処理を実施していくために、広域化・共同化により経費削減を図るとともに、昨今の経済状況、新型コロナウイルス感染症状況等も踏まえながら料金改定を行う必要がる。

類似団体【Cc2】

七飯町 江差町 せたな町 岩内町 足寄町 三沢市 大鰐町 五戸町 久慈市 岩手町 岩泉町 野田村 栗原市 涌谷町 美里町 湯沢市 由利本荘市 山辺町 中山町 白河市 喜多方市 二本松市 伊達市 桑折町 国見町 鏡石町 南会津町 会津坂下町 会津美里町 棚倉町 三春町 下妻市 常総市 北茨城市 茨城町 大洗町 さくら市 那須烏山市 芳賀町 高根沢町 富岡市 安中市 みどり市 明和町 千代田町 大泉町 邑楽町 滑川町 嵐山町 小川町 吉見町 館山市 旭市 大網白里市 日の出町 中井町 小千谷市 胎内市 魚津市 黒部市 入善町 七尾市 輪島市 能登町 大野市 永平寺町 都留市 大月市 上野原市 中央市 市川三郷町 富士川町 昭和町 西桂町 伊那市 宮田村 松川町 美濃市 飛騨市 郡上市 岐南町 笠松町 養老町 垂井町 安八町 池田町 北方町 御嵩町 島田市 下田市 湖西市 菊川市 吉田町 大口町 亀山市 伊賀市 木曽岬町 東員町 菰野町 明和町 玉城町 綾部市 宮津市 京丹後市 南丹市 井手町 宇治田原町 岬町 河南町 洲本市 稲美町 上郡町 香美町 五條市 御所市 葛城市 高取町 大淀町 かつらぎ町 九度山町 美浜町 みなべ町 八頭町 浅口市 府中市 三次市 熊野町 坂町 柳井市 田布施町 平生町 美波町 琴平町 宇和島市 大洲市 伊予市 西予市 東温市 内子町 安芸市 宿毛市 四万十市 香南市 香美市 柳川市 行橋市 朝倉市 みやま市 久山町 水巻町 遠賀町 鞍手町 筑前町 大刀洗町 苅田町 みやこ町 吉富町 多久市 鹿島市 小城市 神埼市 吉野ヶ里町 雲仙市 南島原市 川棚町 佐々町 御船町 嘉島町 益城町 杵築市 宇佐市 串間市 三股町 国富町 高鍋町 薩摩川内市 いちき串木野市 宮古島市 読谷村 北中城村 西原町