事業・施設概要
| 都道府県 | 鹿児島県 | 経営主体 | 肝付町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D3 | 行政区域内人口 | 16,353人 |
| 現在給水人口 | 4,331人 | 給水区域面積 | 1,450ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①単年度収支は100%以下の赤字経営であり、健全な経営とはいえない。④ここ数年比率が減少傾向であったが、昨年度から未普及地区解消の大規模な事業を開始したため、増加傾向に転じることが予想される。健全性の上からも財務体質の改善を図る必要がある。⑤回収率が100%を下回っており、水道料金以外の収入で賄われていることを意味し、歳出削減や滞納分徴収などの料金収入の確保が急務である。⑥給水原価はここ数年横ばいで推移しているが、給水原価が低いほど回収率も向上するので、歳出削減や有収率の向上を図る必要がある。⑦施設利用率は類似団体を上回ってはいるが、H24年度以降,利用率は低下している。主な原因は人口減少が一番の原因であり、H24~25年度の設備投資も影響していると推測される。また、H26~27年度に未普及地区である岸良地区を整備しているが、未通水のためこれも利用率低下の一因と推測される。⑧有収率が類似団体と比較して供給した配水の収益化が低く、漏水等の調査を実施し、効率化及び収益化の向上を図る必要がある。
老朽化の状況について
③昨年度から未普及地区解消の大規模な事業を開始したためデータ上では更新率が高くなっているが、実際には、10~20数年経ている管路が多い。今後、管路の布設替需要が高まるが、財政上の問題もあり老朽化の解消には期待できない。
全体総括
人口減少が著しい過疎地区が多く存在し、相互の簡易水道事業も統合できるような距離ではないため非常に非効率である。平成29年度には公営企業に移行することにより、固定資産の把握ができるようになり、施設設備や管路の経年化率等が数字としてデータ化でき、計画的若しくは優先的に更新を図れるようになる。また、移行後には施設設備の合理化(統廃合)の協議を開始し、収益的・資本的な財政試算を取りまとめ経営の健全化・効率化を図る。
経営状況
収支構造
総額1.0億円
総額6,962.0万円