事業・施設概要
| 都道府県 | 宮崎県 | 経営主体 | 椎葉村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D4 | 行政区域内人口 | 2,634人 |
| 現在給水人口 | 729人 | 給水区域面積 | 1,000ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率100%を下回っており、経営の健全性が確保されているとはいえない。今後は水道料金収入の減少が予想される事に加え、上椎葉浄水場の電気設備更新のため総費用が増加する見込みである。④企業債残高対給水収益比率平成25・26年度に岩屋戸地区水道施設の更新工事を行った。また、平成30年度・令和元年度に本郷地区飲料水供給施設整備事業を行った。平成9~11年に行った上椎葉地区水道更新事業の起債償還が令和11年まであり当分は現状のまま推移する見込みである。⑤料金回収率令和元年度は31.21%、令和2年度は32.63%と昨年より増加している。⑥給水原価類似団体平均より多く推移している。昨年よりも増加しており、今後有収水量の減少によりさらに給水原価は増加すると予想される。⑦施設利用率昨年より減少している。今後料金収入の減少が予想されるため、将来的には施設のサイズダウンを検討し、経営の効率性について改善する必要がある。⑧有収率給・配水管の漏水を発見し次第修理しており、令和2年度は昨年より増加している。今後も修繕を行っていく。
老朽化の状況について
椎葉村は1つの簡易水道(浄水場は2か所)と2つの飲料水供給施設を運営している。上椎葉地区水道施設は竣工から22年経っており、管路の老朽化はまだ無いが電気機器においては約10年毎に更新の必要があり随時更新改修を行っている。岩屋戸地区水道施設は竣工から40年経っていたため平成25・26年度に更新工事を行い、施設、管路の老朽化は現在のところ解消されている。また、平成30年度・令和元年度で本郷地区飲料水供給施設を整備し、令和2年度から運営を開始したため、飲料水供給施設は3施設となった。
全体総括
椎葉村は面積が広く急な山々に囲まれ集落も点在しているため、水道普及率も28.19%と低く給水区域拡張は難しい。人口減少もあり水道料金の大幅な収入増加は見込めない。現在は水道料金収入と一般会計からの繰入金により財源を確保していくこととして、水道料金の引き上げはまだ考えていない。今後も電気機械等の老朽化に対応するため、限られた財源の中で計画的な更新を行っていくとともに、将来の給水人口減少を見込んだ施設規模の縮小など徹底した経費削減を行い経営の健全化に努めていく。経営戦略については平成29年に策定済みである。
経営状況
収支構造
総額5,506.3万円
総額3,382.1万円