熊本県水俣市:公共下水道の経営状況(2019年度)
熊本県水俣市が所管する下水道事業「公共下水道」について、2019年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
本市の公共下水道事業は、令和2年4月1日に地方公営企業法を適用(公営企業会計への移行)したことに伴い令和元年度は令和2年3月31日をもって打ち切り決算となった。そのため、経費回収率は前年度から1.72Pt減となっているが、収入未済額となっている令和2年3月分の下水道使用料を含めると実質的には前年度並みであると考えられる。類似団体と比較して経費回収率は低く、汚水処理原価は高い状況にあるが、本市の下水道整備は概ね完了しており、今後、地方債償還金は減少していくため、各指標値は緩やかに回復していくことが見込まれる。また施設利用率は類似団体を下回っており、過去には季節によって処理場の能力を超過する流入量が記録された日もあったが、将来的に人口減少に伴う接続人口の減少が予想されることから、施設更新の際は適切な施設規模となるよう検討が必要である。
老朽化の状況について
老朽化の状況ですが、浄化センター及び汚水ポンプ場は建設後29年、雨水ポンプ場は40年が経過している。これまで保守点検を民間に委託(包括的民間委託)し、その専門的技術、手法、情報、経験を活用することで施設の安定稼働及び機器の延命を図ってきた。平成30年度に策定したストックマネジメント計画を基本として改修等を進めていくことが必要だが、今後は管渠についても布設後30年以上経過したものが増えてくることから、厳しい財政状況も踏まえ、現在保有している下水道施設の規模・能力及び老朽化・耐震化の状況を把握しながら、優先順位をつけて改築・更新を行っていく。
全体総括
現在、汚水に係る公共下水道管路整備については概ね整備が完了しており下水道区域の水洗化率も約9割に達しているが、今後、人口減少による下水道使用料収入の減少や、浄化センター及び各雨水ポンプ場等施設の老朽化に伴う更新工事に多額の費用が見込まれる。また地方債現在高は年々減少傾向にあるが、令和元年度決算において公債費が歳出全体の約6割を占めているなど依然として厳しい財政状況である。今後、限りある財源の中で安定的な事業を継続していくため、財務と投資のバランスを図りながら施設の改築・更新に取り組むとともに、健全で効率的な経営を目指し経営戦略やストックマネジメント計画の定期的な見直しも行う。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
公共下水道の2019年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の水俣市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。