事業・施設概要
| 都道府県 | 徳島県 | 経営主体 | 松茂町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 14,859人 | 現在処理区域内人口 | 1,624人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,040人 | 現在処理区域面積 | 120ha |
| 晴天時現在処理能力 | 608m³/日 | 下水管布設延長 | 17km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率が100%を下回っており、単年度の収支が赤字であるのは、農業集落排水への接続率が伸び悩んでおり、使用料収入と維持管理費等の収支がアンバランスであることが原因といえる。また収益については、使用料収入では維持管理費や地方債償還金が賄いきれていないため、一般会計からの繰入金に依存している状態である。経費回収率についても100%を下回っている。平成28年度に使用料金の算定方式を改正したため、当該指標は改善されたが、本年度は施設の維持管理費の増加のため、前年度に比べて減少した。水洗化率は過去5年間の伸び率が横ばいで、平均値より20%下回っている。すべての数値を100%に近づけるためには、接続率を上げ、使用料収入の増加と汚水処理費の削減が必要である。
老朽化の状況について
農業集落排水汚水処理場や中継ポンプ場の故障や修繕にかかる費用は年々増加してきているが、管渠に関しては、更新や修繕は行っていない。令和2年度に農業集落排水施設等の劣化状況等を調べる機能診断調査及び最適整備構想を策定した。この構想に基づき農業集落排水処理施設の更新を費用の平準化と併せて実施する。
全体総括
農業集落排水事業の収益的収支比率や経費回収率が100%を下回っており、施設の維持管理に掛かる費用や地方債の償還金が、一般会計からの繰入金がなければ使用料収入では賄えない経営状況にある。今後は、未接続世帯へ農業集落排水地区の農業用排水の水質保全及び生活環境の改善への理解を得るための啓発に一層取り組み、接続率の向上、使用料収入の増加に向けた取組みと汚水処理費の削減が必要である。また、公営企業会計の適用により、経営状況を比較可能な形で的確に把握した上で、経営基盤の強化と財政マネジメントの向上に取り組む。
経営状況
収支構造
総額9,819.9万円
総額6,031.2万円