事業・施設概要
| 都道府県 | 山口県 | 経営主体 | 美祢市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 23,720人 |
| 現在給水人口 | 21,521人 | 給水区域面積 | 15,067ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
現在のところ累積欠損金は生じていないが、給水人口減等により給水収益が減少する一方で、機器や管路の修繕費の増加から、経常収支比率は低下している。料金回収率の低下、及び給水原価の上昇についても同様の理由が考えられる。流動比率は平均値を下回っているが、100%以上は維持している。企業債残高対給水収益比率は、大型事業の財源として借入を行ったため上昇している。施設利用率は平均値を下回っており、施設規模の適正化を検討する必要がある。有収率については、平均値と比べ低いものの、管路の更新に伴い、徐々に改善している。本市は中山間地域で平地が少ないため、配水池やポンプ場等の施設が多く、また、給水区域に集落地が点在してることから、給水人口に対して管路延長が長いなど、事業効率の悪い立地条件となっている。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、今後も増加する見込みである。管路経年化率については、昭和50年代に布設した管路が更新時期を迎えたため、平均値に比べ大きく上回っている。今後も法定対応年数経過資産が増加する見込みである。管路更新率は平均値と比べ高くなっている。これは、国庫補助事業により管路の更新延長が例年に比べ大幅に増加したためである。施設管路ともに、重要度、優先度、及び必要となる財源を総合的に勘案しながら計画的に更新する必要がある。なお、更新に併せて耐震化も実施することとしている。
全体総括
平成30年度に料金改定を行ったものの、この改定は料金体系の統一に主眼を置いたもので、経常損益では純損失が発生している状態である。給水人口及び年間給水量は減少傾向にあり、今後も料金収入は減少が見込まれることから、施設の統廃合や規模の縮小、また広域化も視野に入れ、維持管理経費の節減に努める等、一層の経営の合理化・効率化に取り組むとともに、事業の継続や強靭な経営基盤の構築の観点から、計画的に料金の改定を行う必要がある。なお、水道ビジョンを経営戦略を含めたものとして、令和元年12月に改訂を行った。今後はこの計画に基づき経営の健全化、及び経営基盤の強化を図っていく。
経営状況
収支構造
総額6.9億円
総額7.4億円