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📅2023年度📅2020年度📅2019年度📅2018年度📅2017年度📅2016年度
地域において担っている役割当院は、尾道市北部の中山間地に位置し「地域包括ケアシステム」を全国に先駆けて構築し、急性期医療に加え、回復期から維持期、更に慢性期医療や医療後の介護など、シームレスなサービスの提供に取り組み地域の中核病院としての役割を担っている。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について経常収支比率及び医業収支比率では平均値より高い状況にあるが、入院患者数の減少、給与費(退職給付費)の増加により、経常収支比率は100%を下回った。その結果累積欠損金比率は上昇した。また入院患者数の減少により病床利用率の低下、手術件数等の減少により、入院1人1日当たりの収益の減少となった。外来1人1日当たりの収益の減少、材料費比率の低下については、令和2年1月から全面的に院外処方対応としたためと考えられる。職員給与費比率においては、給与費(退職給付費)の増加と当院は介護施設等を運営しており施設介護職員が必要なため平均値より高くなっている。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について建物の老朽化対策については、地域医療の状況の変化を見極めながら、引き続き施設更新・改修を図っていく。器械備品減価償却率については、CT・MRI装置の更新購入をしたことで平均値を下回る結果となった。今後も将来の病院運営を勘案しながら必要な機能を検討し、計画的な整備・更新を図っていく。 |
全体総括医療人口の減少や医師不足など地域を取り巻く環境は厳しさを増し、経営環境は厳しい状況にある。その状況下では、経営改革の取組を着実に進めて行く必要がある。また、当院が今日まで取り組み、構築してきた地域包括ケアシステムを最大限に活かし、地域の各機関と連携し地域の中核病院として、医療体制の充実と経営の効率化を図りつつ、住民の多様なニーズに応え、地域包括ケアシステムの充実・発展に努めていく。 |
出典:
経営比較分析表
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