国保中央病院
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地域において担っている役割地域の中核病院として急性期医療や小児を含めた救急疾患に対応しております。また、独立型の緩和ケア病棟も有しています。さらに地域包括ケアシステムの構築に向けて、地域の高齢者等の在宅患者が肺炎や骨折など、急変時の緊急入院に対応するための地域包括ケア病棟50床を運用しており、また、令和2年4月から訪問看護ステーションを開設し、地域の面倒みの良い病院を目指しております。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者１人１日当たり収益外来患者１人１日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について●経常収支で過去5年間、黒字を確保しており、平成5年の開院以来累積していた欠損金も平成27年度に解消し現在に至ります。●本院は診療科が比較的少なく、医師数も近年減少傾向にあることから病床利用率は低目で、また、年度ごとの跛行性がみられます。令和元年度の病床利用率の低下については、内科主任部長の異動に伴うものや年度末の新型コロナウイス感染症の影響による受診抑制によるものと考えらえられます。●さらに診療科の特性により、類似病院と比較して入院患者の診療単価が低目であるが、その一方材料費の医業収益に対する割合も低くなっています。また職員給与費の割合比率が高く、経常収支・医業収支比率が縮小傾向にあります。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率１床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について施設の老朽化が進み、また、医療用備品についても耐用年数を超過して使用しているものが多く、有形固定資産減価償却率、機械備品減価償却率も類似病院を上回りつつあり、また、1床当たり有形固定資産については診療科の特徴もあり高額な医療機器が少ないため類似病院を下回っている状況となります。 |
全体総括地域の急性期医療、救急疾患に対応しつつ、急性期を経過したリハビリを要する回復期の患者や緊急入院を要する在宅患者を受け入れる地域包括ケア病棟を開設しており、地域の中核病院としての役割を担っております。また令和2年4月からは、訪問看護ステーションを開設し、地域包括ケアシステムの構築に、より一層貢献できると考えております。経営状況については、近年黒字を確保し累積欠損金も解消したことから、病床利用率はやや低いがコンパクトな規模で効率的に運営できております。減価償却率が高くなってきており老朽化が進んできているので、現在、施設、機械備品を計画的に更新しているところです。 |
出典：
経営比較分析表
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