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大阪府寝屋川市:末端給水事業の経営状況(2023年度)

🏠寝屋川市

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末端給水事業 公共下水道


収録データの年度

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経営比較分析表(2023年度)

経常収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対給水収益比率

料金回収率

給水原価

施設利用率

有収率

経営の健全性・効率性について

経営の健全性、効率性を表す指標については、類似団体と比較しても概ね良好な数値で推移しており、健全な経営を維持している。但し、施設の効率的な利用率を示す⑦施設利用率は、人口減少による配水量減少などの要因により、類似団体平均値を下回っており、効率的な施設の利用が課題であるとともに、施設・管路のダウンサイジングによる施設規模の適正化についても検討を行う必要がある。なお①経常収支比率が雑収益の減少等により、昨年度と比較して1.57ポイント低下している。⑤料金回収率が前年度と比較して上昇しているのは、水道料金基本料金免除の実施期間の短縮に伴い、給水収益が増加したことに起因するものである。⑧有収率は漏水防止調査の取組を年次的に進めているところであるが、昨年度と比較して0.01ポイント上昇する結果となった。

有形固定資産減価償却率

管路経年化率

管路更新率

老朽化の状況について

老朽化を示す指標について①有形固定資産減価償却率については類似団体と比較して、平均値を上回っており、本市水道施設の老朽化が進んでいる状況が見受けられる。②管路経年化率については、第10期施設等整備事業計画に基づき管路の耐震化を進めているところであり、令和5年度においても類似団体平均値を下回る結果となったが、引き続き水道管路の更新及び耐震化を進めていく。

全体総括

水道事業については人口減少による配水量減少などの厳しい経営環境が続く中においても、健全経営を堅持しつつ、安定給水の確保に必要なライフラインを次世代に良好な状態で引き継ぐために、施設・管路の更新に必要な投資を適切に行っていく必要がある。現在取組を進めている第10期施設等整備事業計画及びアセットマネジメントに基づき、更新需要の平準化と財政収支のバランスを保ちつつ、基幹管路を中心とした水道管路の更新及び耐震化を進めていく。今後は令和元年度に策定した「上下水道事業経営戦略」に基づき投資と財政の均衡する事業運営に努める中で、引き続き健全経営の取組を進めていく。

出典: 経営比較分析表,

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