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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について経営の健全性、効率性を表す指標については、類似団体と比較しても概ね良好な数値で推移しており、健全な経営を維持している。但し、施設の効率的な利用率を示す⑦施設利用率は節水型生活様式の進展による配水量減少などの要因により、類似団体平均値を下回っており、効率的な施設の利用が課題であるとともに、施設・管路のダウンサイジングによる施設規模の適正化についても検討を行う必要がある。なお①経常収支比率が雑収益の増加等により、昨年度と比較して0.44ポイント上昇している。⑤料金回収率が前年度と比較して低下しているのは、水道料金基本料金免除を実施し、給水収益が大幅に減少したことに起因するものである。⑧有収率は漏水防止調査の取組を年次的に進めているところであるが、昨年度と比較しておよそ0.06ポイント上昇する結果となった。 |
有形固定資産減価償却率管路経年化率管路更新率 |
老朽化の状況について老朽化を示す指標について①有形固定資産減価償却率については類似団体と比較して、平均値を上回っており、本市水道施設の老朽化が進んでいる状況が見受けられる。②管路経年化率については、第10期施設等整備事業計画に基づき管路の耐震化を進めているところであり、令和4年度においては類似団体平均値を下回る結果となったが、引き続き水道管路の更新及び耐震化を進めていく。 |
全体総括水道事業については人口減少、節水型生活様式の進展に伴う配水量の減少など厳しい経営環境が続く中においても、健全経営を堅持しつつ、安定給水の確保に必要なライフラインを次世代に良好な状態で引き継ぐために、施設・管路の更新に必要な投資を適切に行っていく必要がある。現在取組を進めている第10期施設等整備事業計画及びアセットマネジメントに基づき、更新需要の平準化と財政収支のバランスを保ちつつ、基幹管路を中心とした水道管路の更新及び耐震化を進めていく。今後は令和元年度に策定した「上下水道事業経営戦略」に基づき投資と財政の均衡する事業運営に努める中で、引き続き健全経営の取組を進めていく。 |
出典:
経営比較分析表
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