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滋賀県竜王町:末端給水事業の経営状況(2022年度)

収録データの年度

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事業・施設概要

都道府県滋賀県経営主体竜王町
事業区分末端給水事業会計適用区分法適用
類似団体区分A7行政区域内人口11,520人
現在給水人口11,132人給水区域面積2,863ha

注:人口・面積は当該年度値。

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率は100%を超えており、単年度では黒字経営であるものの、今後の更新需要を見据えた場合、一層の費用縮減ならびに料金見直し(値上げ)が求められる。なお、料金見直し(値上げ)に当たっては、単年度収支のみならず、増嵩が見込まれる更新需要の財源確保のため、需要額を的確に見積もるとともに、当該額分を利益計上できるよう適切な設定が肝要である。②累積欠損金比率については、現在のところは未処理欠損金の計上はなく健全と評価できるが、今後水需要の減少による減収、更新需要の増大等による費用の増加が見込まれており、将来的に懸念がある。③流動比率については、100%を超えており、健全な状態にあるものと評価できる。④企業債残高対給水収益比率については、類似団体平均値に比して低値であるが、老朽化による施設および管路の更新需要により増加している。今後も増嵩することが見込まれており、これに応じた適切な借入れおよび料金設定を行っていく必要がある。⑤料金回収率については、類似団体平均値に比して高値となっているが、R4年度は100%を下回った。要因としては、給水原価の増加によるところであるため、今後においても一層の費用の縮減等を行っていく必要がある。⑥給水原価については、類似団体平均値に比して低値となり改善しているものの、全国平均値に比して高値である。費用構成として、本町の水道用水は全て県の用水供給事業から受け入れているが、これに係る費用(受水費)が総費用の約半分を占めている。今後においては施設更新に伴う減価償却費、企業債利息等の増加が見込まれ、受水費と併せ今後の経営における固定的かつ長期的な課題として捉えている。⑦施設利用率については、類似団体平均値を下回る状況であり、給水人口規模により大きく左右される。工業団地の操業開始、新規住宅地の開発等増加要因もある一方、既存需要者における人口、一人当たり需要量の減少等懸念もある。⑧有収率については、近年類似団体平均値に比して高値であり、漏水調査や適切な量水器交換の成果が表れているものと考える。

①経常収支比率
②累積欠損金比率
③流動比率
④企業債残高対給水収益比率
⑤給水原価
⑥施設利用率
⑦有収率

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率については、類似団体平均値と同水準であるが、今後の更新需要の増大に対し適切な更新を行っていく必要がある。②管路経年化率については、過去の新設事業により集中整備した管路が急速に経年管となり、これに見合う更新が行えていないため増加傾向となっている。今後においても経年管の急速度は増嵩する傾向にあることから優先度、重要度等を踏まえた計画的な更新が求められる。③管路更新率については、類似団体平均値と同水準である。例年(過年度)の管路更新率を全体需要値(40年更新:2.5%、60年更新:1.66%)と比して見た場合においても低値であり、更新すべきペースに依然遅れが生じているものと考える。

①有形固定資産減価償却率
②管路経年化率
③管路更新率

全体総括

本町の水道事業は、現在直ちに経営改善が必要な水準でないものの、老朽施設の解消に向けた取組が急務であり、今後における大量の更新需要を見通したとき、一層適切な計画による実行および財源の確保が求められる。これを踏まえ、水道事業ビジョンおよびアセットマネジメントにより、最適な更新が図れるよう努めるとともに、より具体的に重要度・優先度による老朽管の更新計画を立てるため、これらの更新を予定している。また、料金設定についても施設維持および健全経営に見合うものとなるよう、経営戦略を更新し、最適な進捗管理を行うこととしている。一方、上記以外の懸念事項として、本町規模で事業を実施することによるスケールメリットおよび職員確保(育成を含む。)には限界があり、今後の安定的かつ持続的な事業実施を図るうえでは、他事業者(県(用水供給事業)または近隣事業体(末端給水事業))との連携(広域化、一部統合、施設の共同利用等)や民間事業者との連携(コンセッション、包括業務委託等)が極めて重要であることから、「滋賀県水道事業の広域連携に関する協議会」、「滋賀県水道ビジョン」および「滋賀県水道広域化推進プラン」などを通じて本町の課題解決に向けた取組を進めることで経営改善に努めていく。

経営状況

総収益・総費用
経常損益
当期損益
国・都道府県補助金
他会計補助金・繰入金

収支構造

①収益構造

総額3.3億円

②収益構造のスカイライン分析
③費用構造

総額3.0億円

④費用構造のスカイライン分析

利用状況

1か月10m³当たり家庭用料金
1か月20m³当たり家庭用料金
現在給水人口
年間総配水量
年間総有収水量
給水人口一人当たり配水量
最大稼働率
負荷率

出典:総務省「地方公営企業決算状況調査」、総務省「経営比較分析表」数値は各年度の公表値。

よくある質問

このページで何が分かりますか?

地方公営企業の2022年度の主要な経営指標と、公表されている場合は分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『地方公営企業決算状況調査』および、公表されている事業では『経営比較分析表』をもとに構成しています。

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