三重県尾鷲市:尾鷲総合病院の経営状況(2022年度)
三重県尾鷲市が所管する病院事業「尾鷲総合病院」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2022年度)
地域において担っている役割
東紀州区域地域医療構想における基幹病院である尾鷲総合病院は、三重県南部に位置する東紀州地域の中核病院として、また紀北地区唯一の公立病院として、・二次救急医療機関として365日24時間体制による紀北地区の救急患者の受入れ・採算を取ることが難しく、紀北地区で民間病院が行っていない周産期医療等の提供・リニアック・CT・MRI等を活用した高度医療の提供・災害拠点病院としての受入体制の構築などを行っており、地域医療の中心として住民の健康を支えています。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は、4年連続経常黒字を確保しましたが、R2・R3に引き続き、R4においてもコロナウイルス感染症患者受入指定病院として国のコロナ対策補助金があったものの、前年度より13.2ポイント下降し、補助を除くと大幅な経常赤字であったため、経営の健全性は低下しました。病院の本業を示す医業収支比率は、R2からDPC制度に参加したことにより、入院患者1人1日当たりの単価は、同制度の参加前よりも上昇しましたが、全国的な傾向と同様にコロナウイルス感染症の影響により、入院・外来ともに患者数が大幅に減少したため、医業収支比率は14.1ポイント下降し、医業赤字となりました。
老朽化の状況について
尾鷲総合病院の資産のうち、S44年に完成した外来棟は52年以上が経過し、またH8年度に完成した入院棟は25年以上が経過しているため、年々資産価値が減少しています。有形固定資産減価償却率は、類似病院平均値を約14ポイント上回るなど、全体的に老朽化が進んでいます。器械備品減価償却率については、R3に放射線治療装置及び電子カルテを、R4にMRIを更新したことにより、R2より26.2ポイント下降し、類似病院平均値より約21ポイント下回っています。1床当たり有形固定資産は、過去5年間はほぼ同額となっていますが、類似病院平均値が年々上昇しているため、他病院より投資額は抑えられています。
全体総括
R2年3月に見直しを行った尾鷲総合病院新改革プランに基づき、R1に療養病棟を地域包括ケア病棟に転棟、R2にDPC制度に参加したことにより、入院患者1人1日当たりの診療単価が上昇する等、収益の確保に努めましたが、コロナウイルス感染症の影響が続いたことから入院・外来ともに大幅に患者数が減少したため、医業収益についても3年連続で減少しました。R5以降はコロナ対策の補助はほとんど見込めないため、R6年3月に策定する経営強化プランに基づき、経営の効率化を図る必要があります。現有資産についても、全体的に老朽化が進んでいることから、同プランに基づき、投資額を抑えながら計画的に更新していく必要があります。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
尾鷲総合病院の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の尾鷲市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。