事業・施設概要
| 都道府県 | 東京都 | 経営主体 | 神津島村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D4 | 行政区域内人口 | 1,784人 |
| 現在給水人口 | 1,781人 | 給水区域面積 | 100ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①概ね黒字経営を持続できている。要因としてはH9~H15に実施された主要配水管の大規模改修工事による安定した給水が可能であることや、井戸より給水した水を塩素消毒し、自然流下方式で配水している為、類似団体に比べランニングコストが低く抑えることができている。また、近年、料金回収率の安定化が図られ、経営状況の向上に繋がっていると考えられる。④当村では地方債残高の償還完了に伴う減少傾向が続いていたが、R2.6月から継続している水道料金減免事業(コロナ対策)により給水収益がR2年度決算分からさらに落ち込み、結果としてR2の比率の増に転じた原因となった。また、R3~5年度にかけて公営企業化に伴い起債の借入が続いている為、比率の増加につながる傾向にある。⑤料金回収率については類似団体と比較して高い水準ではあるが、人口は減少傾向にあるため、比率が下がる可能性がある。今後、経営戦略の見直し時に料金の検討を実施したい。⑥類似団体に比べ低く抑えられている。要因としては原水処理から給水に至るまでの工程が類似団体に比べ単純であり、ランニングコストが抑えられていることが挙げられる。※給水方法は①に記載⑦施設利用率については各配水池系統毎の能力に余裕がある結果となっているが、非常時に応急給水の期待できない島の立地条件や地形条件に起因して施設に余裕を持たせる必要が生じている。今後、単独系統の施設を中心に連絡管等の整備を進め、更なる安定供給を目指したい。⑧有収率が令和元年度に大幅に低下している原因として、台風15・19号の被災により、家屋等の漏水が多数発生し、無収水量として損出したことが主な要因となっている。
老朽化の状況について
H9~H15にかけて、大規模な配水管改修工事を実施している。その際、対象外となった配管のうち古いもの、耐震能力が期待できないもの等に関しては、今後、優先順位をつけ更新していく。主な水道本管については更新が完了している為、H27~H29の管路更新率については更新実績がない状況となっている。H30・R1年度は新設道路への配水本管布設が生じた為、③管路更新率が増加している。
全体総括
各施設の老朽度や耐震性能を把握し更新計画を作成するため、基礎情報として耐震診断および台帳整備を行った。健全な経営を持続させる為に長期的な投資計画を立て、財源確保を精査し、経営の健全性・効率性を高めていく必要がある。
経営状況
収支構造
総額4,107.3万円
総額3,487.3万円