事業・施設概要
| 都道府県 | 茨城県 | 経営主体 | 那珂市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 55,312人 | 現在処理区域内人口 | 7,101人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 6,078人 | 現在処理区域面積 | 682ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,676m³/日 | 下水管布設延長 | 135km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率接続人口の増加により、使用料収入は年々増加しているが、それに伴い汚水処理費や公債費等の費用も増加している状況にあり、収益的収支比率は同程度で推移している。今後も一層の支出削減に取り組みながら、供用開始後間もない地区に対する接続率向上促進することで使用料収入増加を図り、収支比率の適正化に努めていく。④企業債残高対事業規模率一般会計からの繰入金により類似団体よりも低い値で推移してきた。計画的な投資を行い、借入額を抑制できるように努めていく。⑤経費回収率供用開始地区の人口密度が低いことから、使用料収入に対する汚水処理費が大きくなり、低い経費回収率で推移しているが、同様の整備条件にある類似団体の平均は上回っている状況にある。経営安定化に向け、経費削減に努めていく。⑥汚水処理原価類似団体と比較すると規模の大きな処理場を有しているため、低い原価であり、効率的な汚水処理が実施されているといえる。より効率的な汚水処理をするために接続率向上促進を行い、有収水量の増加に努めていく。⑦施設利用率供用開始後間もない処理施設があることから、近年は類似団体の平均を下回っている状況にあるが、接続率の上昇により施設利用率の改善が見込まれる。⑧水洗化率⑦同様に供用開始後間もない地区があることから、一旦水洗化率の低下がみられたが、現在は改善傾向にある。未接続世帯へ積極的に接続を促し、水洗化率の更なる向上に努めていく。
老朽化の状況について
③管渠改善率現在は布設管渠の法定耐用年数には達していない状況ではあるが、管渠の長寿命化や投資の平準化のため、計画的な投資を行っているところである。今後においても、老朽化を見据え、長期的な計画のもと適切に管渠更新を行っていく必要がある。
全体総括
農業集落排水事業において、人口密度の低い地域を整備しているため、使用料収入に対する汚水処理費等は大きくなり、その結果として、公共下水道事業よりも収益的収支比率や経費回収率は低く、汚水処理原価は高い状況である。人口減少や都市部への人口集中、さらに節水機器の普及などにより、料金収入を増加させることが厳しくなる一方、管渠や設備の更新費用も増加すると見込まれ、さらに厳しい状況になると予想される。このような中で、将来にわたって持続的な事業運営を行えるように、引き続き、接続率向上による使用料の増加と経費等の支出の削減に努め、経営状況の改善を図っていく必要がある。
経営状況
収支構造
総額2.6億円
総額1.9億円