事業・施設概要
| 都道府県 | 福島県 | 経営主体 | 金山町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D4 | 行政区域内人口 | 1,964人 |
| 現在給水人口 | 1,803人 | 給水区域面積 | 236ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
当該事業は新たな設備投資を進めており、令和元年度に金山町統合簡水事業として経営統合を完了した。しかし、収益的収支比率が100%を下回っており、年度によっては70%台の当該比率の年度もあるため、事業の経営改善を進めていく必要がある。原因として同規模の自治体に比べて料金回収率は上回っているもの、給水原価及び施設利用率が下回っているため経営の効率性が低下していることが考えられる。給水区域の拡大も進めているが、高齢化率の上昇及び人口の減少、さらには空家が増加している。現在は大規模災害の各種復旧工事が行われているため使用料収入が増加しているものの、事業終了後は使用料収入の大幅な減少も大きな課題である。当町の簡易水道事業は昭和30年代より開始され、町の地理的要因から配水施設なども複数の地区ごとに必要なため、維持管理費についても増大する可能性がある。地方債の償還についても大きな負担となることから維持管理費の問題と併せて使用料金の設定も今後は検討する必要がある。
老朽化の状況について
水道管の管路の更新率は最近5年間の平均では類似団体の平均を上回っているが、修繕費用は高額なため配水施設などの維持管理費とともに長期的な視点での改修計画を検討する必要がある。
全体総括
現時点では収益的収支比率が100%を下回っている。今後は人口減少や高齢化の問題から使用料収入の減少が予想され、収入の面でも大きな課題となる。また。当町では地理的要因から一定の地区ごとに水源地や配水施設があり、施設の維持管理費についても大きな課題となる。今後の公営企業会計への導入に向けて、経営の長期的な視点から施設管理の効率化及び維持費用の平準化、さらには使用料の改定も検討する必要がある。
経営状況
収支構造
総額6,803.3万円
総額4,855.0万円