事業・施設概要
| 都道府県 | 青森県 | 経営主体 | 七戸町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cd2 |
| 行政区域内人口 | 14,769人 | 現在処理区域内人口 | 2,979人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,996人 | 現在処理区域面積 | 187ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,100m³/日 | 下水管布設延長 | 31km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経営は、依然として多額の一般会計繰入金によって賄われているため良い経営状況とは言えない。昨年度に料金の改定を行い使用料収入は増額となり、これにより、経費回収率も前年度より改善されている。しかし、依然として類似団体平均値より低い状況である。汚水処理原価については、類似団体平均値よりも高くなっており、投資の効率化や維持管理費の削減、接続率の向上による有収水量を増加させる取組が必要である。水洗化率については、類似団体平均値よりも低く、整備区域における接続率が伸び悩んでいる。その要因としては、高齢世帯や低所得世帯、また空き地等といった未加入者等が考えられるが、公共用水域及び農業用水域の水質保全に直結する問題でもあるため、接続率の増加に向けた取組が重要である。
老朽化の状況について
公共下水道は、平成14年に供用開始し、令和3年で供用開始から19年が経過していることから、下水道ストックマネジメント計画を策定し、計画的に改築更新を行う必要がある。処理場については、計画的に施設全体の改築更新を行い、下水道施設の持続的な機能の確保及びライフサイクルコストの低減を図る。管路施設については、標準耐用年数50年を経過しているものは無いものの、腐食の恐れのある管渠やマンホールポンプなどといった箇所については、5年に1回の割合で調査・点検を実施するなどし、最適な対策手法で延命化を図る。
全体総括
公共下水道の経営健全化・効率化に向けての取組、水洗化率向上については、ホームページや広報誌等において下水道への接続を促し、その他支援事業と連携し接続率の向上に努めるとともに、使用料等の未納額解消については、徴収事務の強化を図る必要がある。また、採算性と公共性を考慮した事業の投資規模を最適化することで、企業債の借入額を抑えるとともに、下水道ストックマネジメント計画に基づいた改築更新や点検・調査を支援制度を活用して実施し維持管理の効率化を図って行くことなどが必要である。さらには、下水道事業を将来に渡って安定的に継続していくため、町の財政負担を少しでも軽減し経営健全化に向けた取組を行いながら経営改善を図っていく必要がある。
経営状況
収支構造
総額1.2億円
総額5,433.1万円