天草市:天草市立牛深市民病院
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43:熊本県
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天草市:天草市立牛深市民病院
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経営比較分析表(2018年度)
地域において担っている役割
牛深地域における初期医療・救急医療・回復期医療を担う。地域の民間病院にない小児医療を実施。天草南部地域で唯一の人工透析医療を実施。施設健診事業を実施。看護専門学校の実習生受入れ。
経営の健全性・効率性について
経常収支は、常勤医師不足による患者数及び収益の減少等により、平成28年度から赤字となっている。30年度は3名の常勤医師が採用できたものの、依然として厳しい経営状況にある。患者1人1日当たり収益は、入院は看護基準が13:1であること、手術件数が少ないこと、外来は再診患者が多いことから、平均値より低いと考える。職員給与費比率は、収益単価が低いため、平均値よりも高い状況にある。
老朽化の状況について
平成14年建設で、築16年が経過した。有形固定資産減価償却率は、建物附属設備の減価償却の終了に伴い、類似平均より高くなっている。平成31~令和2年度で空調設備全体の更新を実施する。機械備品減価償却率について、機械は定期的に更新しているものの、償却終了の数年後に更新する機械もあることから、平均値よりやや高い水準となっている。
全体総括
地域には民間病院もあるが、救急医療や小児医療、透析医療を担っていることから、病院機能は必要である。常勤医師の募集を随時行っており、本市最南端という厳しい立地条件であるが、徐々に医師数が増えつつある。地域医療構想及び将来の人口減少を踏まえ、病床数削減及び診療科目の見直し取り組む必要がある。