天草市:末端給水事業
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天草市:末端給水事業
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経営比較分析表(2017年度)
経営の健全性・効率性について
平成29年4月に簡易水道事業を統合したことにより、各指標に大きく変化がみられた。経常収支比率は、100%を上回ってはいるが、前年度より8.18ポイント低下している。料金回収率についても18.53ポイント低下しており類似団体の平均を大きく下回っている。また島しょ地域特有の地理的条件や人口減少により給水原価が割高になっており、資金の不足分については一般会計からの繰入金で補っている状況である。施設利用率については、地理的条件に加え季節的な需要の変動もあり、類似団体の平均を大きく下回っている。
老朽化の状況について
簡易水道事業の統合による資産の増加に伴い、減価償却率、経年化率ともに低下しているが、今後更新時期を迎える資産は確実に増加していくため、漏水調査や施設の適正な維持管理により、施設の長寿命化を図り投資額を平準化しながら効果的な更新に取り組む必要がある。
全体総括
給水人口の減少により収益の減少が見込まれる一方、施設の老朽化が進んでいくことから、施設の維持管理費、更新費用等が増大し、経営の健全性・効率性を悪化させることが予測される。そのため、既存施設の統廃合等により維持管理費を削減し、経営戦略に策定した投資・財政計画に基づき、計画的な投資や適正な財源確保を図っていく。