宮若市:公共下水道
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経営比較分析表(2020年度)
経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
施設利用率
水洗化率
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経営の健全性・効率性について本市の公共下水道事業は、令和2年4月に地方公営企業法を一部適用し、公営企業会計へ移行した。本市公共下水道事業は供用開始してから約15年とまだ日が浅いため、現在も多額の建設費を投入し、施設整備を実施している状況であり、未だ整備途上の段階にある。このため、下水道への接続件数は徐々に増加しつつも、まだ有収水量が少ないことから、汚水処理原価が高く、経費回収率が低くなっている。このことが経営の健全性・効率性を低下させる要因となっている。経常収支比率が100%を超えて黒字決算となっているが、一般会計からの繰入金により経常収益が確保されたものであるため、今後は使用料収入を増加させ、経営改善を図っていく必要がある。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について宮若市の公共下水道事業は、下水道管の敷設工事等の施設整備事業を開始してから約19年、供用開始から約15年と、他の類似団体と比較して経過年数が浅いことから、施設の老朽化に伴って更新が必要なものは殆ど無い状況である。
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全体総括今後、経営の健全性・効率性を高めていくためには、水洗化率の向上に努め、有収水量を拡大し料金収入を増やすことが急務となっている。そのため、従来の下水道工事に加え、多量の汚水量が見込める工業団地、公営住宅、住宅密集地域等の下水道工事を行うなど、効率的かつ効果的に下水道整備を行うとともに、接続促進により有収水量の確保に努める必要がある。また、公営企業会計への移行によって把握できるようになった資産や負債の状況を踏まえ、経営戦略に基づく中長期的な計画・対策を検討していく必要がある。
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日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
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