収益等の状況について
①収益的収支比率・④売上高GOP比率・⑤EBITDAいずれの数値も対前年度比で上昇している。また、令和元年度以降の数値について大幅に改善がみられるのは、同一会計内の第3号駐車場、第4号駐車場、第5号駐車場で支出を細分化し、按分比率を見直したためである。
資産等の状況について
⑧設備投資見込額現在のところ、今後10年間での大規模な建設改良工事や修繕の予定は無いが、施設の状況や経営状態を見極めながら改修計画を立てる必要がある。⑨累積欠損金比率・⑩企業債残高対料金収入比率欠損金や企業債残高は発生していない。
利用の状況について
⑪稼働率当駐車場はサーフィンビーチに隣接しており、サーフィンのオフシーズン(11月~2月)は利用者が大幅に減少するため全体の稼働率は低水準で推移している。H30からR1で大幅に数値が上がっているのは収容台数を修正したためである。(150台→47台)
全体総括
東洋町第4号駐車場事業は黒字経営ではあるが厳しい経営状況にあり、今後を見据えた事業の継続可能性を検討する必要がある。また、当施設はサーフィンビーチに隣接した駐車場であることから利用者のほとんどがサーファーである。町の観光施策としてサーファー人口の拡大を推進するとともに、これと並行して一般観光客の利用促進にむけた取り組みを進める。