収益等の状況について
①収益的収支比率・②他会計補助金比率収益的収支比率は100%を上回っており総費用を賄えてはいるが、類似施設平均値は大きく下回っている。H29.11に料金改定を実施しており、今後の収入増加が見込まれるが、必要経費の見直し等、経営改善にむけて取り組む必要がある。④売上高GOP比率・⑤EBITDAいずれの数値も類似施設平均値を下回っており、経営改善にむけた取り組みが必要である。
資産等の状況について
⑧設備投資見込額現在のところ、今後10年間での大規模な建設改良工事や修繕の予定は無いが、施設の状況や経営状態を見極めながら改修計画を立てる必要がある。⑨累積欠損金比率・⑩企業債残高対料金収入比率欠損金や企業債残高は発生していない。
利用の状況について
⑪稼働率当施設は観光地(サーフィンビーチ)周辺の公営駐車場であり、オフシーズン(11月~2月)は利用者が大幅に減少することが全体の稼働率低下に影響していると考えられる。
全体総括
東洋町第3号駐車場事業は厳しい経営状況にあり、経営改善に努める必要がある。また、当施設はサーフィンビーチ周辺の駐車場であることから利用者のほとんどがサーファーである。町の観光施策としてサーファー人口の拡大を推進するとともに、これと並行して一般観光客の利用促進にむけた取り組みを進める。