経常収支比率
他会計補助金比率
宿泊者一人当たりの他会計補助金額
定員稼働率
売上高人件費比率
売上高GOP比率
EBITDA(減価償却前営業利益)
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収益等の状況について売上高GOP比率を除く指標において、類似施設の平均値を上回っており、経営が安定している状況である。
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有形固定資産減価償却率
施設の資産価値
設備投資見込額
累積欠損金比率
企業債残高対料金収入比率
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資産等の状況について平成25年に大規模改修工事を行い、その後も適宜改修を行っているが、昨年同様有形固定資産減価償却率を低下させるほどの規模のものではないことや、修繕費で対応していることから当該施設は増加傾向にある状況である。令和7年1月からの休館期間にはエレベーターや厨房機器、スプリンクラーの改修及び更新を行う予定であり、引き続き、計画的な施設・整備の更新を図っていく予定である。
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利用の状況について前年度と比較すると、GoToトラベルや旅行支援割りの制度がなくなったこともあり、広島県全体の宿泊者数当たりのみやじま杜の宿への宿泊者数の割合が減っているように見えるが、杜の宿単体で考えると令和4年度と比較して令和5年度は9,000人ほど宿泊者数が増加しており、宮島への来島者数が増加傾向にある今、利用状況もさらに上向いていくと思われる。
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全体総括収益面について、売上高GDPを除く全ての指標について周辺の類似施設の数値を上回っており、安定した経営を行っている。利用状況についても前年度と比較して令和5年度は9,000人ほど宿泊者が増加しており、今後の利用状況もさらに上向いていくと思われる。また、令和6年度にはエレベーターや厨房機器、スプリンクラーの更新・改修工事を行う予定であるが、当該施設は建築から約30年が経過しており、老朽化などの問題を抱えているため、現在の指定管理者制度での運営を見直す必要があると考えており、民間売却・長期の指定管理者制度による運営など様々な方策を引き続き検討していきたい。
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