経常収支比率
他会計補助金比率
宿泊者一人当たりの他会計補助金額
定員稼働率
売上高人件費比率
売上高GOP比率
EBITDA(減価償却前営業利益)
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収益等の状況について昨年度と比較すると、利用者・売上高ともに増加傾向にあり、各経営指標において全体的に数値が回復している状況である。※グラフ内、売上高人件費比率のR2年度が0%なのは誤りで、正しくは62.6%である。
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有形固定資産減価償却率
施設の資産価値
設備投資見込額
累積欠損金比率
企業債残高対料金収入比率
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資産等の状況について平成25年に大規模改修工事を行い、その後も適宜改修を行っているが、昨年同様有形固定資産減価償却率を低下させるほどの規模のものではないことや、修繕費で対応していることから当該施設は増加傾向にある状況である。また、エレベーター等の設備更新を見込んでおり、引き続き、計画的な施設・整備の更新を図っていく予定である。※令和3年度より集計方法を変更したため、累積欠損金比率の数値が表示されている。
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利用の状況について過去2年間、新型コロナウイルスの影響により宮島来島者数は200万人を割り込んでいたが、行動規制等の緩和が進んできたこともあり、R4年度の来島者数は300万人を上回った。また、定員稼働率も昨年度比較で23.1%上昇しており、新型コロナウイルスが5類に移行されたいま、来島者数・利用状況もさらに上向いていくと思われる。
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全体総括新型コロナウイルスに関する行動制限の緩和により、全国的に数値は改善傾向にあり、当該施設においても同様の状況といえる。翌年度以降は、新型コロナウイルスの扱いが5類に移行されたことから、さらに数値が改善される見込みである。ただ、当該施設は建築から約30年が経過しており、老朽化などの問題を抱えている。このため、現在の指定管理者制度での運営を見直す必要があると考えており、民間売却・長期の指定管理者制度による運営など様々な方策を引き続き検討していきたい。
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