瀬戸内市:瀬戸内市立瀬戸内市民病院
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経営比較分析表(2018年度)
地域において担っている役割
昨年に引き続き、救急・小児・心療内科といった不採算部門に関わる医療を提供。また、乳がん、子宮がんといった健診業務についても、行った。そして、地域包括ケアシステムの担い手として、在宅との橋渡し的な役割は継続している。
経営の健全性・効率性について
入院患者については、平成29年度より減少したが、患者1人1日あたり収益は、増加した。経常収収支率は、前年度より若干落ち込んでおり、累積欠損金が増加した。病床利用率90%以上を維持しないと経常収支100%以上は不可能なため、今後、入院患者数の高値維持に向けた取り組みを進める必要がある。
老朽化の状況について
平成28年10月より新築病院で運営を行っており、建物の老朽化は該当しない。医療機器については、それぞれの耐用年数経過時に、今後の使用状況、対費用効果などで今後いつ更新するか判断している。
全体総括
新病院における年間での運営2年目。延べ入院患者数は前年度より減少したことが大きく影響し、赤字額が増加してしまった。新病院建設により減価償却費が高額であること、入院患者数を高い値で維持するために必要な人材の確保による人件費の増加で固定費が高い値で維持されることとなっており、経常収支の黒字化には、年間病床利用率の90%以上が絶対条件である。そのため、令和元年度に経営企画室を設置し、年度計画を策定し、経常収支100%以上を目指すこととする。