総社市:特定環境保全公共下水道
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33:岡山県
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
「①収益的収支比率」,「⑤経費回収率」及び「⑥汚水処理原価」については,昨年度と同様に,平成30年7月豪雨により被災した施設の修繕に多額の費用がかかったため,例年より大幅に悪化しております。この影響を除いても,「⑤経費回収率」と「⑥汚水処理原価」については,全国平均及び類似団体平均よりも悪いと思われる状況であり,経営の健全性や効率性について改善を目指していますが,将来的には課題を残しています。また,水洗化率及び施設利用率については,類似団体平均を大きく上回っており,今後も施設の有効利用に取り組みます。なお,「④企業債残高対事業規模比率」については、すべて一般会計からの負担金等でまかなっている。
老朽化の状況について
美袋浄化センターについては,供用開始からまだ15年で,更新投資はまだこれからというところであり,今後の課題といえます。
全体総括
現在,経営の健全性については改善を目指しつつも,一般会計からの繰出金に大きく依存しています。今後も施設の老朽化に伴って更新費用の増大や修繕費の増大が見込まれてくるため,経営状況の悪化が予想されるところです。今後は,令和2年度からの企業会計移行もあり,公共下水道と共に下水道使用料の見直しを検討し,経費の回収率を向上させると伴に,汚水処理原価についても全国平均並みに下げていくことが課題となっています。