収益等の状況について
他会計補助金の中に,入湯税や他会計の償還金負担分の補助を含んでいるため,③宿泊者一人当たりの他会計補助金額は,類似施設平均より高くなっていますが,②のように他会計補助金比率は低いことから他会計への依存性は低いと考えられます。今後,償還金額は減少していきますが,施設の老朽化による更新投資が必要となることから,その財源確保のため,経営改善に向けた取組みを進めていきます。
資産等の状況について
施設の老朽化による設備投資が今後必要となってくることから,計画的な施設の更新等を検討して参ります。
利用の状況について
当該施設の宿泊者数実績はH2829,474人H2929,542人H3029,659人と微増であり⑬施設と周辺地域の宿泊客数動向のように,当該宿泊施設及び所在市町村の両者で宿泊需要が高まっている傾向にあると考えられる。現在の宿泊利用率を維持しつつ,今後も更なる宿泊者の獲得に向けて営業努力をして参ります。
全体総括
他会計からの補助金に依存することなく,独立採算で運営できるよう,経営改善に向けた取組みを推進していきます。また,施設の老朽化については計画的な施設の更新等を検討して参ります。