特定環境保全公共下水道 農業集落排水施設 簡易水道事業(法適用) 個別排水処理施設 小規模集合排水 公共下水道 簡易水道事業(法適用)
2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度
人口減少が進み、高齢化率も高い(平成22国調33.2%)本市においては、社会福祉費や高齢者保健福祉費等の需要が逓増する一方で、地場基幹産業の回復も厳しい状況にあり、類似団体平均を下回る傾向にある。地場産業の振興を含め、定住対策事業を進めることにより、財政基盤の強化を図るとともに、徴収強化の取り組み等健全な財政運営に努めていく。
平成24は、分母である経常歳入一般財源について、地方交付税の減の外、景気の低迷の影響等による法人市民税の減や、評価替え等による固定資産税の減があったため、比率は2.4ポイントの増となった。近年、類似団体の平均を下回っている主な要因としては、後期高齢者医療特別会計や下水道事業特別会計への繰出金が伸びていることが挙げられる。税収等経常収入の伸びが見込めない中、下水道整備計画の見直しや歳出全般の削減により、数値の改善を図る必要がある。
類似団体に比して、一人当たり経費が高い状況が続いている。人件費は、職員数が減少した外、平成23の地方議会議員年金制度廃止に伴う負担金や震災に伴う消防団員公務災害補償負担金の減により、前年に比して減となった。また物件費も、平成23の林業再生事業やふるさと雇用事業等の減のため、前年度に比して微減となっているが、今後公共施設の経年劣化により維持補修費も今後増加が見込まれるため、事業精査・施設の統合廃止により今後も歳出総額の抑制を図っていく。
平成15年度から平成21年度までの7年間にわたる給与カットの実施や平成17年度から平成20年度までの4年間にわたる退職者不補充により類似団体平均より低い水準にあった。平成22年度に給与カットが終了したことにより、平均より高い水準となっていたが、平成25年4月1日から新たな給与カットを開始したことにより、8ポイントの改善となっている。今後も年功的な要素が強い昇給・昇格制度のあり方を見直しつつ、給与の適正化に努める。
職員数については、昭和50年台半ば~後半において、行政需要に対応するため職員を大量に採用したことにより、類似団体平均を若干上回っている。平成16年の市町村合併時に策定した定員管理計画の目標職員数を21年度に達成し、22年度からさらに30人を削減する定員管理計画(第2次)を実施している。今後、10年間で3分の1以上の職員が退職することを踏まえ、職員の採用人数については、定年延長や再任用制度など総合的な観点から、適正な人員管理に努める。
前年から0.1ポイントの改善となっているが、類似団体と比較すると乖離が大きくなっている。比率を高めている要因としては、平成20年度以降大型事業により地方債残高が増加した外、下水道事業や水道未普及解消事業による準元利償還金の増がある。新規普通建設事業の精査、公営企業の事業計画の見直し・事業繰延べ等により、実質公債費の抑制を図っていく。
平成19年度までは、地方債の発行額を償還額以下に抑えていたことで残高は減っていたが,平成20年度以降は大規模な建設事業の実施に伴い発行額が償還額を上回る状況が続いていた。平成24年度においては、地方債の発行額を償還額以下に抑えたこと等により、将来負担額が減少し、将来負担比率は4.8ポイントの減となった。しかし、類似団体平均と比較すると、依然高い水準にあるため、今後も新規事業の実施は必要最小限にとどめる等、健全な財政運営に努める。
職員数については、定員管理計画に基づき採用を行っており、毎年人数は減っている。平成22年度において、7年間の給与カットが終了したことにより、類似団体平均より若干悪化したが、職員数の減により平成23年度は類似団体の平均値となり、平成24は微増となった。今後も計画に基づき適正な人員管理を行う中で、総人件費の抑制を図っていく。
物件費に係る経常収支比率は、類似団体、県内市町村平均と比較して低い水準にある。行財政改革の推進による指定管理制度など、民間等の活用により人件費から物件費へ移行、委託費の増加といった傾向があるため、今後経常的に必要なシステム関連委託料や機器リース料などの通常管理・運営について、手法改善・費用の節減に努め、総額抑制を図る。なお平成24年度においては、物件費そのものは微減しているが、経常歳入一般財源の減により、前年度に比して0.3ポイントの増となっている。
平成20年度までは、類似団体とほぼ同水準であったが、平成21年度以降は平均を超えて推移している。要因としては、直営保育所を統合・民営化したことによる児童措置費の増、及び障がい者の自立支援である介護給付事業の増などが挙げられる。平成23年度は生活保護費に係る一般財源相当額の減少等により若干の改善がみられたが、平成24は障がい者自立支援給付費等の伸びもあり、0.6ポイントの増となった。今後も単独で行っている助成事業等について検証・見直しを行っていく。
その他に係る経常収支比率が類似団体を上回っている主な要因は、公共下水道事業等の特別会計への繰出金の増加である。下水道事業については、今後も建設費に係る起債の償還による繰出金の増が見込まれることから、のちの維持管理までを視野に入れた収支の見通しや事業計画の見直しを行い、総事業費を抑制するとともに、今後平準化債の活用などにより単年度の繰出金の抑制を図っていく。また平成24においては、国民健康保険財政の悪化に伴い、必要な運転資金の繰出しを行ったことが、大きく増加した要因となっている。
補助費に係る経常収支比率は類似団体とほぼ同水準となっている。ただ、本市の出資する法人等をはじめ各種団体への補助金など、補助費総額が増加傾向にある。また、地域医療確保のため、市内の公的病院への支援も必要となっている。今後も、補助金の交付要綱に定める基準により、交付先団体の決算状況等に応じた補助額の設定等、補助費の適正化を図っていく。
公債費については、類似団体より高い水準で推移している。特に、平成20年度以降中学校建設事業等の大型事業を実施したことにより、発行額が償還額を超え残高が増大している。また平成22年度より市全体が過疎指定を受けたことに伴いソフト事業を含め過疎債を活用して事業を行っているため、償還額は現在の高い水準で今後も続いていくことが予測される。今後、市債発行額が償還額以下となるよう、対象事業の精査・実施の繰延べ等を実施していく。
類似団体と比較すると、物件費及び補助費については平均を下回っているが、扶助費や繰出金といった費目の影響により、全体では平均を上回っている。特に平成24年度においては、繰出金の増が、全国平均との差が開く要因となっている。今後も、対象事業の精査、計画の見直しにより、総経費の抑制に努める。
夕張市 美唄市 紋別市 士別市 名寄市 三笠市 根室市 滝川市 深川市 富良野市 北斗市 乙部町 京極町 古平町 中川町 黒石市 三沢市 今別町 風間浦村 大船渡市 久慈市 陸前高田市 釜石市 野田村 白石市 岩沼市 東松島市 男鹿市 鹿角市 潟上市 北秋田市 仙北市 東成瀬村 新庄市 上山市 南陽市 本宮市 只見町 磐梯町 高萩市 潮来市 常陸大宮市 つくばみらい市 さくら市 館山市 勝浦市 鴨川市 富津市 南房総市 匝瑳市 いすみ市 三浦市 加茂市 見附市 糸魚川市 妙高市 魚津市 砺波市 小矢部市 輪島市 珠洲市 羽咋市 かほく市 小浜市 大野市 勝山市 あわら市 池田町 山梨市 北杜市 中央市 道志村 小諸市 大町市 飯山市 青木村 根羽村 天龍村 泰阜村 大桑村 生坂村 小川村 下田市 伊豆市 伊豆の国市 岩倉市 弥富市 尾鷲市 鳥羽市 熊野市 野洲市 米原市 綾部市 宮津市 南丹市 洲本市 西脇市 養父市 朝来市 淡路市 加東市 五條市 御所市 葛城市 宇陀市 御坊市 新宮市 境港市 大田市 江津市 備前市 瀬戸内市 赤磐市 真庭市 美作市 浅口市 竹原市 庄原市 安芸高田市 江田島市 長門市 柳井市 美祢市 善通寺市 八幡浜市 大洲市 伊予市 西予市 東温市 室戸市 安芸市 南国市 土佐市 須崎市 宿毛市 土佐清水市 四万十市 香南市 香美市 馬路村 筑後市 大川市 豊前市 うきは市 宮若市 嘉麻市 みやま市 東峰村 多久市 島原市 平戸市 松浦市 対馬市 壱岐市 五島市 人吉市 水俣市 宇土市 上天草市 阿蘇市 球磨村 臼杵市 津久見市 豊後高田市 豊後大野市 由布市 小林市 枕崎市 阿久根市 指宿市 西之表市 垂水市 いちき串木野市 南さつま市 伊佐市 石垣市 南城市 北大東村