宇陀市:保養センター美榛苑

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収録データの年度

2023年度 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2017年度)

201220132014201520162017201820192020202150%100%150%200%250%300%350%経常収支比率
20122013201420152016201720182019202020210%50%100%150%200%250%300%他会計補助金比率
2012201320142015201620172018201920202021-2,000円0円2,000円4,000円6,000円8,000円10,000円12,000円14,000円16,000円18,000円20,000円22,000円宿泊者一人当たりの他会計補助金額
20122013201420152016201720182019202020218%10%12%14%16%18%20%22%24%26%28%30%32%34%定員稼働率
20122013201420152016201720182019202020210%5%10%15%20%25%30%35%40%売上高人件費比率
2012201320142015201620172018201920202021-20%0%20%40%60%80%100%120%140%売上高GOP比率
201220132014201520162017201820192020202160,000千円80,000千円100,000千円120,000千円140,000千円160,000千円180,000千円200,000千円EBITDA(減価償却前営業利益)

収益等の状況について

当施設については、過去の施設整備による企業債の償還と支払利息が増加した上に、平成8年度をピークに利用者が減少してきたこと、さらに直営方式による人件費等の固定費の増加等が原因で資金不足比率が基準値以上となっていた。そのため、平成22年10月より指定管理者制度を導入し、指定管理者による運営を行うとともに、経営健全化計画を基に、企業債の償還及び一時借入金の償還のため、一般会計から繰出金を支出している。指定管理者制度を導入した結果、単純営業収益の黒字化を果たし、以後、安定した運営を続けているとともに、経営健全化計画に基づき、一般会計からの繰入金及び指定管理者からの納付金を原資に、一時借入金及び企業債の償還を計画通りに行い、年々経営の健全化を図れてきている。
201220132014201520162017201820192020202158%60%62%64%66%68%70%72%74%有形固定資産減価償却率
2012201320142015201620172018201920202021860,000千円880,000千円900,000千円920,000千円940,000千円960,000千円980,000千円1,000,000千円1,020,000千円施設の資産価値
2012201320142015201620172018201920202021-10,000千円0千円10,000千円20,000千円30,000千円40,000千円50,000千円60,000千円70,000千円80,000千円90,000千円100,000千円110,000千円設備投資見込額
2012201320142015201620172018201920202021-150%-100%-50%0%50%100%150%200%250%300%累積欠損金比率
20122013201420152016201720182019202020210%5%10%15%20%25%30%35%企業債残高対料金収入比率

資産等の状況について

資金不足比率の解消に向けた経営健全化を図ることを優先しているため、大規模改修など新たな投資は原則的に行っていない。また、経営健全化計画に基づく一般会計からの繰入金及び指定管理者からの納付金を原資に、一時借入金等の償還を行い、累積欠損金の減少並びに資金不足比率の改善を行っている。

利用の状況について

指定管理者制度の導入後、指定管理者の営業努力等により、直営時より宿泊客等伸ばすことはできた。平成29年度は、スポーツイベントによる宿泊増が見られた。

全体総括

経営健全化計画に基づく、資金不足比率の解消に向けて取り組んでいくとともに、今後も指定管理者制度を導入し、運営を行っていく方針であるが、施設の老朽化の問題があるため、今後の事業運営については、有識者を交え検討する必要がある。