朝来市:農業集落排水
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経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
【単年度の収支】①収益的収支比率は100%を超えてはいるものの、更新投資等に充てる財源が充分とは言えない為、更なる費用削減が必要である。【債務残高】④企業債残高対事業規模比率は、平均値を上回っており、老朽化する施設の更新時期が重なってくることにより、更に上昇に転じることも予想される。【料金水準の適切性】⑤経費回収率は、類似団体平均値を下回っており、更新投資等に充てる財源確保のためにも、更なる費用削減が必要である。【費用の効率性】③流動比率は100%を超えているが、⑥汚水処理原価については平均値を上回っているため、更なる維持管理費の削減に努める。【施設の効率性】⑦施設利用率は、施設の統合などにより類似団体に近い数値となっているが、今後も計画的に施設の統合を図り、適切な施設規模を維持していく必要がある。【使用料対象の捕捉】⑧水洗化率は、類似団体平均値を大きく上回っている。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率については、平均値と比較して大きく下回っているが、平成7年12月の供用開始以来20年以上が経過し、施設の老朽化が進行しているので、ストックマネジメント計画にのっとり、計画的に施設更新を行う必要がある。
全体総括
本市の農業集落排水事業は、使用料収入の大幅な伸びが期待できない状況にある一方で、施設建設から相当の年月が経過しており、施設の老朽化が進行している。そのような中、施設の維持管理、施設更新を強化する必要があり、引き続き厳しい状況下にある。以上のようなことから、事業種別を超えた処理区の統廃合を視野に入れた事業推進を行い、経営の効率化を図っていくことが必要である。