伊賀市:市営伊賀上野駅駐車場
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伊賀市:市営伊賀上野駅駐車場
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経営比較分析表(2017年度)
収益等の状況について
収益的収支比率について、赤字であり料金収入のみでの維持管理が難しい状況である。駐車場事業特別会計の全体収益で補填しているため、他会計より人件費や一般会計からの繰入金に頼ることなく0%で抑えることができている。売上高GOP比率やEBITDAについても、年々数値が低下傾向にある。少子化や市全体の人口も減少傾向にあり、駅の利用率と連動していると考えられる。
資産等の状況について
企業債残高対料金収入比率について、例年0%である理由として、広場式の駐車場で料金収納のための機械設置もなく、維持管理は軽微な補修のみであり設備投資額が小さい。そのため、企業債を活用した大規模な更新投資を行う必要がない。
利用の状況について
利用の状況について、長時間利用しても1回500円(乗用車)等としているため稼働率は類似施設の平均値より低い数値が出ている。また、立地条件も市の中心から距離があり、利用者の大多数を占めるJR伊賀上野駅利用者の需要が減少している状況であると考えられるため、経営改善に向けた取組が必要である。
全体総括
本業の収益性が低下しており、駐車場事業特別会計の全体収益で補填しているため、経営改善に向けた取組が必要であるが、近くに民間の駐車場があり、満車になることがないことからも、当駐車場を閉鎖することも一つの選択肢と考える。
地方財政ダッシュボードについて
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
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