磐田市:公共下水道
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経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
経営の健全性において、「経常収支比率」は100%を超えており、収支の均衡は保たれているが、「経費回収率」は69.59%と100%を下回っており、類似団体・全国平均よりも低く、汚水処理にかかる費用が使用料以外の収入(一般会計からの繰入金)により賄われてる。「流動比率」においては、借り入れた企業債の償還金が減少傾向となっていることなどから、前年度よりも6.15ポイント改善したものの、100%を下回っているため、使用料単価を見直し適切な使用料収入を確保することが必要となる。「企業債残高対事業規模比率」は、類似団体・全国平均よりも低く、今後についても償還ピークを過ぎているため、企業債残高規模は減少傾向にある。経営の効率性において、「施設利用率」は、前年度よりも1.11ポンイト減少し、類似団体・全国平均よりも低い状態であり、今後も人口減少や節水型機器等の普及により、緩やかに減少していくものと考えている。また、「水洗化率」では、全国平均よりも若干下回っているものの、類似団体よりも1.42ポイント上回っており、引き続き未接続世帯への啓発活動を実施し、水洗化率の向上を図っていく。
老朽化の状況について
磐田市下水道事業は、昭和56年度から資本費投資を開始しており、現時点では老朽管は存在しない。有形固定資産減価償却率については、令和元年度に公営企業会計移行したため、累積は非常に低いものとなっている。今後、減価償却を重ねていくことにより上昇していく。
全体総括
本市事業の課題として、経費回収率が低く、一般会計からの繰入金に依存している割合が高いことが挙げられる。今後の経営環境を改善するため、投資・財政計画を見直し、また計画的な管路の整備、ストックマネジメントによる施設等の修繕を進めると共に、使用料単価の適正を定期的に検討し、安定的な使用料収入を確保することで、健全な下水道事業経営を目指す。※令和元年4月から地方公営企業法を全部適用したため、平成30年度以前のデータはありません。