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磐田市:リベーラ磐田市営駐車場
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リベーラ磐田市営駐車場
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収益的収支比率他会計補助金比率売上高GOP比率EBITDA(減価償却前営業利益) |
収益等の状況について地方債の借入があるため営業収益のみでは償還できていない。①収益的収支比率②他会計補助金比率③駐車台数一台当たりの他会計補助金額⑤EBITDAの値には、いずれも他会計からの補助金額が影響しており、類似施設平均値に比べ①⑤は低く、②③は高くなっている。しかし償還分を差し引けば、他会計の補助金は必要なくなり、健全な運営が可能である。当施設はマンションに併設しているため、共益費を支払っている。また、指定管理者制度を導入しているため委託費もかかっている。そのため、類似施設に比べ運営費用が高くなっている。④売上高GOP比率は、施設使用収益と運営費用が影響しているため、類似施設平均値より低くなっているが、共益費と委託費が掛からなければ平均値より高くなる。 |
敷地の地価設備投資見込額企業債残高対料金収入比率 |
資産等の状況について建物の経年劣化が進んでおり、高額な修繕が見込まれている。地方債の借入があり①収益的収支比率が低いため、一度に複数箇所の修繕を行うことは難しいと考えられる。今後劣化箇所を取りまとめ、計画的な設備修繕を考えていく必要がある。 |
稼働率 |
利用の状況について駅前の駐車場ではあるが、近隣に安価な民間駐車場があるため、駐車場利用が伸び悩んでいる。また月極として定期利用も行っているため、稼働率はあまり高くない。しかし、近年は広報活動の結果、市民の認知度も上がり少しずつ利用率が上昇傾向にある。今後、指定管理業者と共に更なる広報活動を行い、一般利用と回数券利用を促していく必要がある。 |
全体総括収益に対して、地方債の償還金の支出額が高くなっているが、償還金を返還しきれば健全な運営が見込まれる。また施設自体の利用者数及び使用料の収益は上昇傾向にあるため、現状事業廃止や民間譲渡は検討していない。建物の経年劣化が進んできたことで、今後は大規模な修繕も検討していかなくてはならない。そのためにも、更なる利用率の向上を目指して、屋根付き駐車場、指定管理者制度による管理人常駐等の利点を生かした広報活動を継続していく。 |
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
)もご記載ください。
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