南木曽町:特定地域生活排水処理
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南木曽町:特定地域生活排水処理
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経営比較分析表(2021年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は、令和3年度より法適化した結果、単年度収支が黒字化を示す108.89%の経常収支比率となっており平均値を上回っている。同水準を維持していくために引き続き経費節減に努めていく。②累積欠損比率は77.71%と平均値は下回っているものの累積欠損金が発生していることから今後、経年の状況も踏まえながら改善を図っていく必要がある。③流動比率は69.65%、流動負債の内、企業債が62%を占めていることから、収益性と流動資産を高める検討をする。⑤経費回収率は、類似団体平均値よりもやや低い状態となっていることから、適正な下水道料金の検討が必要である。⑥汚水処理原価は、類似団体平均値と同水準にあるが年々上昇している。接続率の向上と合わせて維持管理費が増加しており、経費節減に向けて維持管理体制等の検討をしていく必要がある。
老朽化の状況について
個人設置型設備を町管理設備へ移管する等、新規設置以外の設備について管理施設が増加しており設備の老朽化により修繕が必要な浄化槽については、適宜維持修繕を行い、適正な施設管理に努めている。
全体総括
浄化槽市町村整備推進事業により、今後も継続して事業を推進していく。毎年一定数の個人管理の浄化槽が町へ移管され、また新規で実施する浄化槽市整備事業が毎年一定数あることから、維持管理費は年々増加しており、これを補てんする収入の多くを繰入金に依存している状況である。行政単独で経費を削減するには限界があることから、今後は民間の経営手法やノウハウ(浄化槽PFIなど)の活用により維持管理費を削減する方法の検討も必要である。