収益等の状況について
台風19号、松茸の不作、週末の天候不良、新型コロナウイルスの影響により、過去類を見ないほどの減収となった。光熱水費の削減、人件費削減等は既に行ったが、今後は、客単価を上げるため、新料金プランの設定を検討する。
資産等の状況について
施設の老朽化が進んでおり、年々修繕費が増加している。緊急修繕が多い中、中・長期的な修繕計画を立て対応していく必要がある。令和2年度は第2源泉水中ポンプ取替工事を行った。次年度は旧ポンプのオーバーホール工事を行う予定。
利用の状況について
台風19号、松茸の不作、週末の天候不良、新型コロナウイルスの影響により、大幅な利用者数減となった。対応として、利用人数制限、定期的な換気、仕切りの設置等を行っているが、現場レベルで改善していくレベルではない年度となった。
全体総括
様々な災害により、売上・利用者数など過去類をみないほどの減となった。物価の上昇、全国的な少子高齢化、人口減少、旅行離れ、人手不足、働き方改革による人件費対応等、経営の厳しさは増していく中、新型コロナウイルスの影響により、状況はさらに悪化していくと思われる。併せて、老朽化した施設についても、中・長期的な修繕計画を基に対応していく必要が出てくると思われる。公営施設としての役割、社会的責任から、新型コロナウイルス感染拡大防止に努めるとともに、新たな経営方式の検討、将来計画の立案が喫緊の課題である。この期間を乗り切るため、徹底的な経費削減を行う。1,2人旅に焦点を当てたプラン(料金)の設定。体験プログラム(森林セラピー)についてはモニターツアーを実施したので、その反省点などを踏まえ、売り出していく。