20:長野県
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安曇野市:特定地域生活排水処理
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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率収益は横ばいだが、合併浄化槽の修繕費等の営業費用の減少により経常収支比率は上昇した。②累積欠損金比率累積欠損金は発生していない。③流動比率企業債償還金の増加により流動負債も前年度に比べて増加したため、流動比率が低下した。④企業債残高対事業規模比率平成17年度以降、企業債の借入れは行っていない。計画的な企業債の償還により、今後も徐々に低下していく見込みである。⑤経費回収率、⑥汚水処理原価主に合併処理浄化槽の修繕費等の維持管理費が減少したことにより汚水処理原価が低くなり、経費回収率が上昇した。今後は使用料収入の増加や効果的な経費削減は見込めないため、抜本的対策の検討が必要である。⑦施設利用率前年度と同値である。今後は人口減少によりさらに減少傾向となる見込みである。⑧水洗化率特定地域生活排水処理事業では、現在処理区域内人口に対して合併処理浄化槽が全戸に設置されていることから、100%となっている。 |
有形固定資産減価償却率 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率平成28年度に法適用を開始して以降、減価償却を行っているため上昇傾向である。②管渠老朽化率合併処理浄化槽のため該当なし。③管渠改善率合併処理浄化槽のため該当なし。合併処理浄化槽の設置から14年が経過し、機械設備の劣化により修繕費は増加傾向である。 |
全体総括特定地域生活排水処理事業は、今後人口減少により使用料収入は減少し、浄化槽の経年劣化により修繕費は増加する見込みである。したがって、経常収支比率や経費回収率はさらに悪化する見込みであり、経営の健全性の維持が課題になる。今後も一般会計からの繰入金で経営を支えながら、適切な維持管理に努める。一方で使用料収入の増加や効果的な経費削減は見込めないため、抜本的対策の検討が必要で、個人設置型の合併処理浄化槽との公平性を考慮した検討も進めていく。 |
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