収益等の状況について
収益が天候に左右されがちであり、安定経営が難しい。稼働率が低く、人件費比率が高いため、経常収支が低い。提供する食事の内容を見直したり、周辺の自然を生かしたガイドツアー等のプログラムの構築により、施設利用者の増を図ることで稼働率を上げていきたい。
資産等の状況について
標高1,900mという過酷な自然条件の中に立地しているため、施設の長寿命化が課題。修繕・設備投資等を計画的に進めていく必要がある。施設、備品等の老朽具合を見ながら、順次改修をしていきたい。
利用の状況について
宿泊需要が低下していると考えられるため、集客のための取組が必要。サービス内容や料金の見直し、予約システムの構築、情報発信の方法などを検討する必要がある。
全体総括
経営全般の見直しが必要。これまでの調査・研究の中で、地元食材を使った食事提供や、周辺の自然や景観を生かしたツアーの造成などの構築による集客力の強化が必要との提言があり、その実現を目指して取り組みを進めたい。