富山県:富山県営富山中央駐車場

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収録データの年度

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経営比較分析表(2017年度)

2012201320142015201620172018201920202021170%175%180%185%190%195%200%205%210%215%220%経常収支比率
20122013201420152016201720182019202020210.45%0.5%0.55%0.6%0.65%0.7%0.75%0.8%0.85%0.9%0.95%1%1.05%他会計補助金比率
201220132014201520162017201820192020202170%71%72%73%74%75%76%77%78%79%80%81%82%売上高GOP比率

収益等の状況について

①経常収支比率過去5年間において100%以上であり、概ね平均値を上回っており、経営の健全性は確保されている。②他会計補助金比率③駐車台数一台当たりの他会計補助金額平均値を上回るものの、低い数値で推移していることから、一般会計からの繰入金等の依存度は小さい。④売上高GOP比率継続して平均値を上回っており、経年比較においても高い数値で推移していることから、事業の収益性は良好な状態で安定している。⑤EBITDA継続して平均値を大きく上回っており、安定した数値で推移していることから、高い収益性を更に高めることを期待して、民間譲渡を検討していく必要もある。
201220132014201520162017201820192020202164%66%68%70%72%74%76%78%80%82%84%86%88%有形固定資産減価償却率
20122013201420152016201720182019202020210千円敷地の地価
20122013201420152016201720182019202020210千円2,000千円4,000千円6,000千円8,000千円10,000千円12,000千円14,000千円16,000千円18,000千円20,000千円設備投資見込額
20122013201420152016201720182019202020213,000%3,200%3,400%3,600%3,800%4,000%4,200%4,400%4,600%4,800%5,000%5,200%5,400%累積欠損金比率
20122013201420152016201720182019202020210%企業債残高対料金収入比率

資産等の状況について

⑥有形固定資産減価償却率平均値を上回っており、経年比較においても上昇傾向であることから、施設の老朽化や安全性を考慮し、適切な対応を行う必要がある。⑨累積欠損金比率平成18年度に旧県営スキー場を廃止した際、累積債務総額が多額にあったもの。この債務を駐車場事業で履行しているため欠損金自体は年々減少しているが、収益の減少により累積欠損金比率(=累積欠損金/収益)は上昇傾向にあるため、更なる経営改善に取り組む。※⑦敷地の地価、⑧設備投資見込額、⑩企業債残高対料金収入比率(数値ゼロ)
201220132014201520162017201820192020202158%60%62%64%66%68%70%72%74%76%78%稼働率

利用の状況について

⑪稼働率周辺の民間駐車場の増加等により、稼働率は減少傾向にある。利用客の拡大やPRの充実に努めていく必要がある。

全体総括

富山中央駐車場は、市街地における総合交通施策の一環として運営する施設として重要な役割を担っている。経営状況としては、利用台数の減少に伴い収益は若干減少傾向にあるものの、比較的安定している。行政改革推進会議の提言において、駐車場は廃止又は民間譲渡を行なうべき施設とされているが、その利益を旧スキー場事業の累積欠損金の解消に充てていることから、施設の老朽化の状況等を勘案しながら、中期的な課題として検討していく必要がある。このような状況を踏まえ、平成28年度に策定した「富山県企業局経営戦略」(計画期間:平成29年度~38年度)に基づき、「事業の効率的な実施による営業の維持」を目指し、施設・設備の適切な維持・改修を行うとともに、更なる収入の確保と経営の安定化に努めていく。


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