富山県:工業用水道事業

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収録データの年度

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経営比較分析表(2020年度)

201420152016201720182019202020210%累積欠損金比率
20142015201620172018201920202021150%200%250%300%350%400%450%500%550%600%650%700%流動比率
20142015201620172018201920202021100%110%120%130%140%150%160%170%180%190%200%企業債残高対給水収益比率
20142015201620172018201920202021106%108%110%112%114%116%118%120%122%124%126%料金回収率
201420152016201720182019202020211,500円1,550円1,600円1,650円1,700円1,750円1,800円給水原価
20142015201620172018201920202021121%122%123%124%125%126%127%128%129%130%131%施設利用率
2014201520162017201820192020202151%51.5%52%52.5%53%53.5%54%契約率

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率過去5年間平均値を上回る高比率で推移しており、健全である。②累積欠損金比率累積欠損金はない。③流動比率過去5年間高比率かつ概ね増加傾向にあり、良好である。④企業債残高対給水収益比率過去5年間平均値を大きく下回って推移している。現在管路更新事業に着手しているため、上昇しつつある。⑤料金回収率100%を上回っており、良好である。⑥給水原価平均値を下回っており、費用削減に努めている。⑦施設利用率、⑧契約率いずれも平均値を下回っている。配水能力に比較的余裕があるため、需要の拡大に努める必要がある。
2014201520162017201820192020202156%57%58%59%60%61%62%63%64%65%66%有形固定資産減価償却率
2014201520162017201820192020202148%50%52%54%56%58%60%62%64%66%68%70%72%管路経年化率
201420152016201720182019202020210%管路更新率

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率、②管路経年化率いずれも過去5年間平均値を上回って推移し、施設の老朽化が進んでいる。③管路更新率過去5年間は管路更新はない。平成28年度から管路更新工事に着手しており、今後順次供用される予定である。

全体総括

経営状況は良好であり、平成26年度には累積欠損金も解消している。近年、受水企業の撤退や節水機器の導入等により、契約水量は減少傾向にある。また、管路の老朽化が進んでおり、多くが法定耐用年数を経過し、一部には耐震適合性がないものもある。このような状況を踏まえ、「富山県企業局経営戦略(平成29年3月策定)」において、「災害に強く低廉で質の高い工業用水の供給」を目指し、新規受水企業の開拓など需要の拡大に努めるとともに、施設や管路の耐震化・老朽化対策を計画的に実施していくこととしている。