15:新潟県
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南魚沼市:南魚沼市民病院
末端給水事業
公共下水道
特定環境保全公共下水道
農業集落排水
特定地域生活排水処理
個別排水処理
ゆきぐに大和病院
南魚沼市民病院
2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
地域において担っている役割当院は、急性期の患者受け入れや総合的な診療を行うとともに、今後、当医療圏域の高齢化が更に進んでいくことを踏まえ、回復期リハビリ病床機能を取り入れ、在宅医療、認知症医療、終末期医療など高齢者を支える医療を提供している。開業医等からは高度医療機器を必要とする患者、高度・救急医療を担う魚沼基幹病院からは回復期の患者の紹介を受けている。反対に、当院で対応できない患者については魚沼基幹病院に逆紹介するなど、周辺病院と機能・役割を分担し、地域全体で一つの病院として機能するよう連携している。 |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について開院から4年が経過し当院の認知度も向上、患者のニーズに即した診療科目を備えることで患者数は増加してきている。新規導入した医療機器等にかかる減価償却費が令和2年度まで高額のまま推移するため、医業収益だけでは経常収支比率は100%を超えないが、耐用年数経過後も大規模更新が無いこと、及び繰入基準による基準内繰入を100%見込むことから、経常収支は回復を見込んでいる。また、高齢者人口の割合はさらに高まり、当院が担う患者層から、外来・入院ともに高い需要が継続するものと見込んでいる。さらに回復期リハビリを積極的に受け入れ、入院単価の向上を図るとともに、今年度から訪問看護ステーションを機能強化型に移行し、訪問看護機能の拡充を図ることで増益を目指している。なお、内科診療を主体とするゆきぐに大和病院とは電子カルテを共有、MRI等の高度医療機器を必要とする患者の受け入れなど、効率的な運用に努めている。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について病院建設から4年が経過したところであり、老朽化は進んでいない。今後は、建物や構築物、医療機器の法定耐用年数経過に留意しながら、日常的に保守点検及び修繕を行い、長寿命化に努めていく。 |
全体総括市全体の人口は今後も大きく減少が進む一方、高齢者人口は2025年まで増加を続け、その後2040年までは現在よりも高水準で推移するものと推計している。このことから、当院が担う回復期リハビリ病床機能、在宅医療、認知症医療、終末期医療など高齢者を支える医療については、長期間にわたり高いニーズが見込まれる。医療再編による機能・役割分担によって、当院が担う医療はますます重要性を増していくことから、医業収支や経常収支比率の改善に努め、医療提供の持続可能性を高めていく必要がある。 |
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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