佐渡市:特定環境保全公共下水道
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15:新潟県
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佐渡市:特定環境保全公共下水道
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経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は100%を超えているものの、経費回収率は低い状況にある。これは、収益に占める一般会計繰入金の割合が高く、費用を賄えるだけの料金収入を確保できていない状況を示しており、施設の維持管理や将来の更新費用に充てる財源の見通しが厳しい状況にある。流動比率は平均並みであるが、企業債残高対事業規模比率が大きくなっており、今後の企業債償還の財源確保が必要になる。汚水処理原価が高額となっており、施設の維持管理の見直しに向けた取組みが必要である。施設利用率も低く、施設の規模や処理能力を満たしていない状況にあることから、汚水処理量の増加に結びつく施策の取組みが必要である。水洗化率は同規模の平均を大きく下回っているため、安定的な経営維持のため、更なる向上に向けた取組みが必要である。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は企業会計移行時点からの償却率のため低くなっているが、実際には機械設備等で耐用年数を超えて利用している資産もある。今後は施設及び管渠の老朽化に備え、ストックマネジメント等の改築・更新の財源確保が必要になる。
全体総括
令和2年4月1日より企業会計へ移行しました。今後の改善に向けた取組みとしては、処理区の統合による維持管理費の縮減や長寿命化計画及びストックマネジメント計画により計画的・効率的な施設更新を図ることで費用を抑制し、あわせて水洗化率の向上による収益の増加対策に取り組み、下水道事業の健全経営に努めながら安定した汚水処理サービスの提供を目指します。また、地震対策による避難所へのマンホールトイレ整備等を進めていきます。
地方財政ダッシュボードについて
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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