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地域において担っている役割急性期や回復期を担う佐渡総合病院及び両津病院と連携を図るとともに、近隣介護施設の協力病院として、慢性期に入った患者の急性憎悪の医療を中心として、その役割を果たしている。また、地域住民の「かかりつけ医」の役割を担い、相川圏域の医療の中心として住民の健康維持に努める。
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経常収支比率
医業収支比率
累積欠損金比率
病床利用率
入院患者1人1日当たり収益
外来患者1人1日当たり収益
職員給与費対医業収益比率
材料費対医業収益比率
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経営の健全性・効率性について病床利用率は類似病院平均値を上回っているものの、経常収支比率及び入院患者1人1日当たり収益が類似病院平均値を下回っている。また、薬剤師不足に伴い平成27年度から外来の院外調剤を開始したことにより、外来患者1人1日当たり収益においても類似病院平均値を下回り、周辺人口の減少も伴い、収益の確保が難しく、経営は厳しさを増している。さらに、療養型病床であるため、収益性に乏しい面はあるものの、今後も引き続き収支の改善に努める。
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有形固定資産減価償却率
器械備品減価償却率
1床当たり有形固定資産
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老朽化の状況について有形固定資産減価償却率及び機械備品減価償却率とも類似病院平均を上回っている。その要因は、現建物が30年を経過し、機会備品も含めて老朽化が進んでいるためである。経営状況を踏まえながら、設備の更新を図っていく必要がある。
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全体総括周辺人口の減少と相まって、患者数の減少が進み、収益の確保が困難になっているが、引き続き収支の改善に取り組み、他の医療機関や近隣介護施設との地域連携を図りながら、相川圏域の医療の中心としての役割を果たして行きたい。
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