🗾14:神奈川県 >>> 🌆横須賀市:市民病院
📅2023年度 📅2022年度 📅2021年度 📅2020年度 📅2019年度 📅2018年度 📅2017年度 📅2016年度
地域において担っている役割地域医療支援病院、災害拠点病院の指定を受けるなど、三浦半島西側の拠点病院としての役割を担っています。 |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について「①経常収支比率」は、新型コロナウイルス感染症関連の補助金の減に伴い、医業外収益が減少したものの、職員給与費等の減により100%を上回っています。「②医業収支比率」は、患者数の減に伴ない医業収益が減少したものの、職員給与費の減などにより医業費用が減少したことにより平均値を上回りました。「③修正医業収支比率」は、職員給与費の減などにより前年度と比較して改善しているものの、医業収益に占める他会計負担金の割合が大きいため、類似病院の平均値を若干下回りました。「④病床利用率」は新型コロナウイルス感染症患者受入れ体制の確保を行ったこと及び未稼働病床が多いことになどにより類似病院の平均値を大きく下回っています。「⑤入院患者1人1日当たり収益」は、手術件数の減等により類似病院の平均値を下回っています。「⑥外来患者1人1日当たり収益」は立地による地域性の影響により、類似病院の平均値を下回っています。「⑦職員給与費対医業収益比率」は職員給与費の減少により改善しているものの、医業収益の減少が続いていることから、類似病院の平均値を上回っています。「⑧材料費対医業収益比率」は類似病院の平均値も下回っており、適切な水準を維持しています。「⑨累積欠損金比率」は前年度までの繰越欠損金の影響により、類似病院の平均値を大きく上回っています。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について「①有形固定資産減価償却率」は類似病院と同様に上昇傾向にあり、昭和59年3月に竣工した本館等の減価償却が進んでいること、高額医療機器の減価償却が終了したことなどにより、平均値を上回っています。「②器械備品減価償却率」は類似病院の平均値を上回っているものの、器械備品の更新は計画的に行っているため、例年とほぼ同水準で推移しています。「③1床当たり有形固定資産」は類似病院の平均を大きく下回っています。 |
全体総括自治体病院として、救急医療や高度医療等の不採算部門の医療も担う中で、指定管理者制度(利用料金制)を導入し、経営の健全性の確保に努めてきましたが、新型コロナウイルス感染症等の影響で、医業収益の減少が続いています。今後は、施設の老朽化に伴う再整備の検討が必要となる時期の到来が見込まれますが、将来的な人口予測を踏まえながら、地域で担うべき医療や病院の規模を検討しつつ、持続可能な経営を確保するため、経営強化の取り組みを進めていきます。 |
| 「財政状況資料集」 | 「経営比較分析表」 | 「統一的な基準による財務書類に関する情報」 |
© 2019- 地方財政ダッシュボード | 🔗澁谷 英樹 (researchmap) | 🏫澁谷 英樹 (南山大学)