地域において担っている役割
高度急性期を中心とした総合病院であり、「がん」「救急」「周産期」「感染症」「災害医療」等、地域から必要とされる政策的医療等に積極的に取り組み、地域の基幹病院としての役割を果たします。
経営の健全性・効率性について
医療機能の向上と経営改善の取組を進め、11年連続で経常黒字を達成しています。提供する医療の高度化に伴い、診療単価が上昇していますが、合わせて材料費率も高まっています。そのため、今後も引き続き、一層の医療の効率化や経費の適正化を図ることで、将来に渡って安定した経営基盤を確立していきます。
老朽化の状況について
昭和35年の開院以降、医療需要の多様化や医療の進歩に対応し、医療機能の充実や施設の増改築を行ってきました。施設の狭隘化や老朽化が著しいため、再整備事業を行い、令和2年5月に新病院を開院しました。
全体総括
今後も一層の医療機能の充実を進めることで新入院患者を確保し、収益力を向上させるほか、材料費等の経費の適正化を図ることなどにより、持続可能な経営を確保します。