横浜市:工業用水道事業

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

令和3年度決算における経営成績について、経営の健全性を示す経常収支比率は有収水量の微増による収益の増、退職給付や給料等の減による人件費の減、及び事業繰越等による共用施設負担金等費用の減により前年度比3.81ポイントの増の138.90パーセントとなりました。また、同様に料金水準の妥当性を示す料金回収率も前年度比4.64ポイント増の142.04パーセントとなりました。

老朽化の状況について

償却対象資産の減価償却の状況を示す有形固定資産減価償却率は前年度比1.56ポイント増の57.06パーセントとなっております。法定年数を経過した管路延長の割合を示す管路経年化率も0.21ポイント増の44.17パーセントとなっており、施設及び管路の更新期を迎えているといえます。現在中期経営計画に基づき、施設、老朽管の更新を進めており、令和3年度においては施工中の工事があるものの管路更新工事においては完成を迎えた工事がなかったため、当該年度に更新した管路延長の割合を示す管路更新率は0パーセントとなりました。

全体総括

経営の健全性効率性に関する指標が示すとおり、現在の経営状況は概ね良好といえます。しかしながら、施設、管路の老朽化、本市及び県内の水道事業の再構築等に対応するため、大規模な施設整備が必要となることが予測されるため、適切な企業債の活用、国庫補助金等の更新事業費の財源確保、事業の効率化を進め、将来にわたって安定給水ができるよう、工業用水事業の基盤強化を図っていきます。

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