みどり市:公共下水道
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率については、建設開始から29年が経過し、現在も建設事業の実施途中であるため、使用料収入だけでは賄えず、一般会計繰入金に頼らざるを得ない状況です。今後も維持管理に係る経費の削減に努めていく予定です。④企業債残高対事業規模比率について、本市は現在も建設途中であるため、類似団体よりも低い数値を示しています。今後数年は企業債残高が増加傾向にあるため、使用料収入の増加に努めていく必要があります。⑤経費回収率については、打切り決算に伴い使用料収入が減少したため、類似団体よりも低い数値を示しています。また、今後も更なる経費節減が必要と思われます。⑥汚水処理原価について、この数年約150円で推移していますが、今後も汚水処理費用の削減に努めていく必要があると考えます。⑧水洗化率について、類似団体よりも低い数値を示していますが、建設開始から29年と期間が短く、現在も建設途中であるため、今後も水洗化率の向上が見込まれます。
老朽化の状況について
建設事業を開始してから29年が経過したところですので、まだ管渠の改修が必要な状況がほとんどありません。今後も老朽化の状況を見ながら、適切に維持管理を行っていきたいと考えています。
全体総括
本市の公共下水道事業は流域下水道処理区域のため、処理場の自主管理はありません。しかし、管渠埋設に係る建設事業も大きな事業費を投じるため、経済効果や投資効果を考慮しながら、全体計画を検討し、実施しています。今後も使用料収入増加のために水洗化率の向上に努め、維持管理費等の経費を節減し、更なる経営改善に努める必要があります。また、令和2年度から地方公営企業法を一部適用して企業会計へ移行し、財務情報を適切に把握していきます。