渋川市：ＳＵＮおのがみ

収益等の状況について

①収益的収支比率は、平均値より5.7ポイント上回り、100％を超えていることから、黒字経営となっている。②他会計補助金比率は、平均値より27.4ポイント下回っている。また、③宿泊者一人当たりの他会計補助金額については、平均値より3,392ポイント下回っており、平均に比べ一般会計に依存していない状況である。④定員稼働率は、19.8ポイント上回っており、比較的良好である。⑤人件費比率は、平均値を2.7ポイント下回っており、人件費の抑制を図ることができている。⑥売上高GOP比率は、平均値よりも55.3ポイント高くなっており、施設の営業に関する収益性が保たれている。⑦EBITDAは、数値がマイナスとなっているが、平均値より10,193千円上回っている。

資産等の状況について

⑩設備投資見込額は、今後10年間で見込む建設改良費や修繕費などの額であり、給水加圧ユニット更新工事等を予定している。⑫企業債残高対料金収入比率は0であるが、これは企業債残高が0であることによるものである。

利用の状況について

平成28年度までは上昇傾向であるが、平成29年度より利用が下向きとなっている。

全体総括

指定管理者制度を導入し運営しており、収益状況は比較的良好である。施設の開館から20年が経過しているため、計画的に設備の改修や修繕を実施していく必要がある。収益等の状況から見ても、収益性が比較的良好に保たれていることが分かるように、民間企業への施設譲渡についても現在検討している状況である。