沼田市:公共下水道
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経営比較分析表(2018年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率については、人件費の上昇により前年度比で悪化したが、近年は改善傾向にある。しかしながら、80%台前半での推移であり、依然として低調である。④企業債残高対事業規模比率については、地方債現在高の減少により改善傾向にあり、類似団体と比較しても低くなっている。⑤経費回収率については、汚水処理費用の減少により改善傾向にあるものの、類似団体と比較して低調であり、使用料確保に努める必要がある。⑥汚水処理原価については、年間有収水量の減少により前年度比で悪化したが、近年は汚水処理費用の減少により改善傾向にある。⑧水洗化率については、前々年度に算出方法を一部見直したため大幅に減少したが、実態に近い数値として上昇傾向にある。しかしながら、類似団体の比較では低水準であり、引き続き未接続者に対して接続要請を行う必要がある。
老朽化の状況について
管渠改善については未着手となっているが、築造から40年近く経過するものも一部存在するため、緊急性や優先度を考慮した施設の更新、修繕計画を検討する時期に来ている。老朽化対策については、建設費と維持管理費のバランスを考慮して進める必要がある。
全体総括
経営指標数値については、改善傾向にあるものの、類似団体との比較で低調な項目が多い。これは、企業債の償還等に対する一般会計繰入金への依存度が高く、また、汚水処理費用の効率化が不十分であることに起因している。そのため、維持管理費を中心としたより一層の費用削減を図る必要がある。