沼田市:電気事業

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収録データの年度

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経営比較分析表(2017年度)

20172018201920202021900%950%1,000%1,050%1,100%1,150%1,200%1,250%営業収支比率

経営の状況について

平成29年5月に発電を開始し、新しい設備が順調に稼働したことで想定していた売電収入が得られ、収益的収支比率、営業収支比率ともに100%を上回り、概ね良好な事業状態であります。平成30年度からは地方債の償還が始まるため、現在の数値が少し下降することが予想されますが、引き続き健全な経営に努めます。
201720182019202020210%設備利用率
20172018201920202021-2%0%2%4%6%8%10%12%14%16%18%20%22%24%修繕費比率
20172018201920202021-10%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%110%FIT収入割合

経営のリスクについて

設備利用率の数値が平均値を下回っているのは、発電初年度であり発電量が1年分に満たないことによります。企業債残高対料金収入比率が平均値を大幅に上回っているのは、償還開始前であることによるもので、平成30年度から元金の償還が開始することで数値は減少していきます。売電収入における固定価格買取制度(FIT)収入割合は100%であり、今後20年間は一定の収入が確保できるものと考えます。一方で、FIT適用期間終了後は大幅に収入が減少するリスクを抱えているため、事業廃止を含め期間満了までに方針を検討する必要があります。

全体総括

平成32年度までに経営戦略の策定を目指す中で、これまでの発電状況等を検証しながら、財務状況を整理・把握し、効果的・効率的な施設の運営に努めます。また、将来の設備更新・撤去を踏まえた計画的な基金の積立てを行います。